November 25, 2013

模型コンテストとジュニア部門

昨日GBWC2013日本代表が決まった。
オープン部門、ジュニア部門それぞれの優勝者が日本代表として
年末12/22にお台場GFTで行われる世界決勝に臨むことになる。

過去2回のGBWCでの日本勢は第1回のオープン部門3位というのが最高位で
昨年は残念ながら入賞を果たすことは出来なかった。
今年こそは…という気分は多くの人が持たれていることと思う。
今から1ヶ月、何が出来る訳でもないのだが
日本代表の二人を多くの方が見守り応援していただけることを願ってやまない。

とは言え、全ての方が好意的に見ていただけている訳でもなく
今回も「本当に子供が作ったの?」という声も無いではない。
これはGBWCに限らず、HJのオラザク、DHMのガンプラ王など
ジュニア部門を設けているコンテストにはついてまわる話しではある。

コンテストの審査をやらせていただくことが多い私の立場からすると
確かに「これは親の手が入ってるんじゃないか…」と思える作品を目にすることもある。
ただ、それを確認・立証する手立ては無い訳で、基本的には余程のものではない限り
申請された情報を踏まえ審査を行っているというのが実際ではある。
入賞作品などは直接連絡を取る事もあるし、周囲から漏れ聞こえる噂的な話など
疑念ある作品に関しては注意を払い、場合によっては入賞を取り消す場合もある。

ただ、それはそれとして、審査を行う際には
子供がこんな作品を作れるはずが無い、というような先入観は一切持たないことにしている。
自分が子供の頃と今の子供では、こと模型趣味に関しては環境は全く異なる。

10歳くらいの子供であればその親は30代後半から40代くらいであろうか。
自分の親の世代でプラモデルを趣味とする人というのは稀であったが
今のお父さん達は普通にプラモも作るしゲームもするといった人は少なくなかろう。

模型趣味を持つ親のいる家庭であればエアブラシのセットもあるかもしれない。
高額なツールもあるかもしれない。塗料、マテリアルなども揃っているかもしれない。
親が積んどく人ではなく展示会などにも作品を持ち込むような作る人であれば
門前の小僧習わぬ経を読む、ではないがそのお子さんも見よう見まねで
小さい頃から模型に慣れ親しみ実際に作っているかもしれない。
普段親と一緒に作っている子ならいろいろな知識、情報、技術を与えられ
使いこないしている子もいるかもしれない。

そんな子達は既に幼くしてベテランモデラー並みの知識、技術を有していても不思議ではない。
そんな環境で3年、5年…と親のストックをオモチャがわりに作り続けている子と
昔はボンボン見ながら作ってたけど最近は作ってないなぁ…という大人を比較した時に
どちらが高いスキルを有しているかは語るまでも無かろう。

自分の経験だけで物事を判断し結論を出すのは甚だ危険であり、滑稽なことでもある。
そもそも、模型趣味に訪れる新人さんが絶えれば模型の国が滅ぶのも時間の問題な訳で、
狭量な経験則だけで新入生をディスるのは勘弁していただきたいと常々思う次第ではある。

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April 17, 2013

GBWC2012 優勝作品評

海外版GUNDAM.INFOで昨年のGBWCで世界チャンピオンとなった
オープン、ジュニア部門の作品に対するコメントをアップロードしていただいた。

日本語版インフォではフォローしていないので
勝手に原文を載せてみたりなど・・・

【ジュニア部門】

インドネシア

20130417a
20130417b
機体を大きく見せる特徴的な翼や隈取を連想させる配色により
"カブキ"というタイトルが上手く表現されています。

単純な塗り分けに終わらず、
アクセントとなるワンポイントの赤やマーキングとの組み合わせのバランスは
作者のセンスの高さが感じられます。

ベースに関しては、MS本体と似たテイストで仕上げられていますが、
MS本体をより際立たせる効果を狙うのであれば
歌舞伎に対する知識にもよりますが、
"舞台"をイメージさせる配色、意匠などを盛り込み
MS本体とは異なるテイストでまとめると良いかもしれません。

【オープン部門】

香港

20130417c
20130417d
MSの機能拡大をイメージしながら様々なパーツを付けてMA化的な造形表現を行う、
というアプローチはコンテストでは時折見られる題材です。

今回優勝した作品はMS本体を埋め尽くす個々の装備の
工作精度の高さと緻密な塗装を評価しました。

このようなテーマで作られる作品の中には
ボリュームと見栄えの雰囲気を優先したものも少なくありませんが
仕上がりの粗さが目に付くものが多いという面もあり、
ガンダム世界のイメージとはかけ離れた作品も時折目にします。

また、素材としてリゼルを用いている点も評価しました。
宇宙世紀というガンダムの世界で、リゼルであれば、
このような装備が検討されたかもしれない、
と感じさせる設定的な説得力も
見る者へのアピールとしては有効だと思われます。

ということで、GBWCは今年も開催される。

海外版インフォ該当ページ
■英文版
 http://en.gundam.info/topics/white/21501?region=all&cat
■中文版(簡体)
 http://cn.gundam.info/topics/white/21500?region=all&cat
■中文版(繁体・香港)
 http://hk.gundam.info/topics/white/21498?region=all&cat
■中文版(繁体・台湾)
 http://tw.gundam.info/topics/white/21499?region=all&cat

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January 24, 2013

"たかが"模型にややこしい話を持ち込むようになった訳

模型製作に関する話にややこしい能書きをつける傾向は
ここ数年で顕著になってきている。

年齢に拠るものか…などと思っていたのだが
偏屈になってきているであろうことは否定しないが
イベントなどで行う製作実演に一因があることに思い至った。

海外ガンプラEXPOなどのイベントでは
デモンストレーション的に模型製作テクニックの断片を披露している訳だが
そこで披露している製作技術をマスターすれば
同時開催のコンテストで入賞出来るかというとそういうものでもない。

その場に集まる人たちが全員が全員模型の国の住人という訳ではなく
通りすがりの模型未経験者も含まれるので
初歩的な技も外す訳にはいかないが、
コンテスト参加者もいたりするのでスゴ技を求める空気もある。
両者の満足をそれなりに満たすためには
見せ方の工夫とフォローが必要になる。

そのあたりに忸怩たるものを常に抱いていたりする訳で
深層では多分かなりの負い目を感じ続けていたはず。

作業の一部を見せる、と言ってもトークショーではないので
実際に実演を行う時には工程あたりそれなりの時間を要する。

基本的に沈黙とか緊張感に耐えられない小心者なので
いつのタイミングか記憶は定かではないが、
作業をしている間に何でそんなことをするのか…とか
他にもこんな方法がある…といった話しをしながら作業するようになり
時間に余裕のある時は
同じ目的を異なるアプローチで表現するなどということをするようになった。
そういうことを繰り返すうちに小理屈が形成されてきたんだろう。

質問を受けて答えられない訳にはいかないし
嘘を教えるなどもっての外な訳で
自分の知識に対しても猜疑的になり、とにかく調べるようになった。

以前BHCでやった塗装講座の時には
終始座学で来られた方には申し訳なかったが
塗料の組成や特性、使用方法を残念な子のような気分で見直してみた。
案の定、思い違いや誤認識がゾロゾロ出てきて正直冷や汗ものだった。

多分そんな綱渡りなんかも"めんどくさいこと言い"を加速させているのだろう。
今ではすっかり鬱陶しいオサーンになってしまった訳だw

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January 21, 2013

SNSに寄せられる商品化リクエストにコメントしない訳

Twitterやfacebook等で時折商品化のリクエストを受ける。
その際には「申し訳ないけれどコメントは出来ません」と回答している。
「そういう紋切り型の回答はどうよ?」と、周りから言われることもあるのだが、
伝言ゲーム的に伝わっていく情報はキーワードが独り歩きすることが往々にしてある。

例えば、
「○○を商品化してください」というメッセージに対し
「商品化したいですね。」「検討します。」と回答すると
カワグチは○○の商品化に前向きらしい、○○が企画検討されているらしい。
→○○が商品化されるらしい。
→○○商品化!
という具合に本人が預かり知らぬうちに約束したことになっている場合がある。

ホビーショーなどのイベントも同様で
直接聞いた本人以外の周りで聞いている人たちを介して
キーワードが独り歩きを始めることがある。
特にそのような場合の伝聞は言ったことの履歴が残らないだけに
予想外の変化を見せることがある。

「□□の商品化の予定は今のところありません。」と言ったことが
「□□の商品化」という言葉だけが印象に残り、そこに聞き手の願望が加わり
商品化が予定されているらしい…という真逆の話になってしまうことすらある。

それで嘘つき認定されるのも困ってしまうし
振り回されてしまうお客様にも不利益しか残らない。

そんな経験も過去あったりするので、
SNSで聞かれたことへの回答は
申し訳ないが、絶対に誤変換が生じないぶっきらぼうなものになってしまうのである。

ということで、告知としての発信を除き、先々の商品化の予定等に関しては
その時点で公表されている以上の情報はカワグチからは出てこない、
ということでご了承くださいませ。

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January 18, 2013

NONFIX@CX 0123

CXのサイトの方にも予告がわずかに載っているので
既にご存知の方もいらっしゃるかもしれないが
来週1/23(水)26:20~27:20 NONFIXという番組でガンプラが採り上げられる。

一昨年前のGBWC2011香港から昨年末お台場で行われたGBWC2012まで
1年間に渡って様々な人々、シーンを取材して構成された番組ということで
我々も取材協力を行ってきた。

実際にどんな番組になるのかは判然とはしなかったが
今日(ホントは昨日)NA原稿を読ませてもらい全体像を知ることが出来た。

或る程度は予想はしていたのだが、正直な実感としては甚だ不本意というところだろうか。

ここ数年機会ある毎にお客様に訴えてきたのは
模型趣味は特別な人間の嗜みではなく、誰もが跨ぐことが出来る敷居の低いお楽しみ。
こと、ガンプラに関しては年齢・性別・国籍に関係なく楽しめるもの。
上手く作ろうと思うと挫折もするし長続きしないから楽しんで作ろうよ。
というようなところだったのだが、
GBWCというガンプラ世界大会を背景とした企画ということもあるが
オンエアされるのは或る意味真逆の方向性を導くものになりそうだ。

以前ガンプラ本の取材協力をした時に
執筆者氏が思い描いているであろう内容に沿うコメントを得ようとする誘導に
かなり辟易としたことがある。
彼に必要だったのは事実関係ではなく、
予め想定している内容に関する関係者の言質だった。

情報というものは間に人を介することで
アウトプットが一次発信者の意図から変わってしまう、ということは往々にしてある。

オンエアをご覧になる人が番組から何を感受するかはわからないが
今は只々わかっていながら乗っかった己の甘さを恥じ入るばかりである。

ちょっと鬱な気分であることは否めないが
気分が落ち着いたらリセットしてもう一度ゼロスタートでやり直すことにしよう。

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December 25, 2012

GBWC2012 終了しました

20121225

ブログ自体ずいぶん音信普通になっている訳ですが
夏以降、GBWC各国(エリア)の代表選や諸々のイベントに参加、
それに合わせた作りモノ仕事に終始していた訳ですが
一昨日前の日曜にGBWC2012ファイナルが開催され
今年のグランドチャンピオンが決まりました。

既に結果はいろんなところで紹介されていますが

オープン部門全13作品中、
優勝を獲得したのは香港代表。
2位はフィリピン、3位が韓国

ジュニア部門全11作品中、
優勝を獲得したのはインドネシア代表、
2位は香港、3位がタイとなりました。

審査はHJ誌、DHM誌、MG誌各編集部からの3名に
岸山、カワグチを合わせた計5名で行いました。

審査員はそれぞれに
「工作」「塗装」「アイデア(創造力・クリエイティビティ)」
の3項目に対し各10点計30点満点で各作品を評価し、
それを集計した後に審査員5名で協議の上、決せられた訳ですが
各国(エリア)の優勝作品が集まっているだけに
極端な点差はつかず、審査は難航しました。


国内外を問わず、今回GBWCに応募いただいた作品の中には
昨年の入賞作品を踏まえ、
傾向と対策を練ったものと思われる作品も多く見られました。

来年も第3回大会を開催する予定ですが
昨年、今年の入賞作品から傾向を読もうとする方は
過去の入賞作品をトレースするような方向で臨むのであれば
過去入賞作品をはるかに上回る作品が臨まれます。

クリーチャー振りを狙うのであれば第1回のマレーシアの作品、
ゴテ盛りを狙うのであれば今回の香港の作品を凌駕する作品でないと
クリエイティビティで高得点を得るのは難しい、
と思ってもらった方がいいと思います。

普段の趣味であれば特に必要はありませんが
コンテストの場合はハッタリも必要になります。
それも確かな製作技術があった上でのものであるというのも現実。

多分、来春頃にはGBWC2013に関する情報も公開されるはずです。
各国(エリア)の応募締め切りはそれぞれに異なりますので
要確認のうえでご参加いただけるとありがたい次第です。

表彰式終了後に今回のファイナリストの作品は一ヶ月ほどのメドで
GFTに展示されています。
また、今年カワグチが審査させてもらった各国(エリア)の作品は
全てではありませんが本館のイベントページからご覧いただけますので
ファイナリストの作品を含む様々な作品をご覧いただくのもよろしいかと。

ということで、GBWC2013はスタートしている訳です。

ちなみにファイナルのレポは近々上げさせていただきます。

表彰式の様子(バンダイホビーサイト)
本館イベント・インデックス

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October 05, 2012

カワグチ流ガンプラとの付き合い方~ガンプラに於ける「リアル」~

来週の全日本模型ホビーショーで小一時間ほどガンプラ話しをする訳だが
組合のサイトの方にタイムテーブルが上がった。

著名人トークショーということで登壇する訳だが
カワグチが著名人であるか否かはこの際置いておくとして
土曜の10時から…という、ちょっと微妙な時間だったりする。

東京西部にお住まいの方は東京横断コースですからねぇ<幕張
近年、新製品の出品にのみ関心を持たれているという方も多いので
果たしてどれくらいの方がオサーンの話しに興味を持たれるのか
これまた微妙な感じではありますが…。

で、どんな話しをするかと言うと

 ■なんでプラモデルを作るの?(フィギュアじゃダメなんですか?)
 ■ガンプラの楽しみ方に「正解」はない
 ■ガンダムって本当にリアルなんですか?
 ■妄想を広げるとガンプラ製作は楽しくなる
 ■妄想を広げた実例からガンプラを模型的に楽しむ
 ■リアルという「記号」をガンプラで表現する方法
 ■「考える」というプロセスが模型の醍醐味

というような内容をコンパクトに丸めて45分でお話しする訳です。

今まで講演であるとか、
BHCでのお話しであるとか、
プロショップの講習であるとか、
いろんな所でお話ししてきたことをまとめたようなものなので
「それ聞いたし…」というような話しも含まれる訳だが
その辺りは割り引いて聞いていただけると有難い限り。

土曜の朝からお勉強的な話しをする訳で
お越しいただいた方をおいてきぼりにしてしまう可能性は大ではあるが
そのあたりはご容赦のほど…。

第52回 全日本模型ホビーショー

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October 03, 2012

地球深部探査船「ちきゅう」

すっかりご無沙汰になってしまいました。
その間に世の中は色々慌しく動いている訳だが
気が付くと来週は幕張でホビーショーが開催されるという季節。

カワグチ的には今回のホビーショー用作りモノ仕事のひとつが
ブース展示用の「ちきゅう」な訳ですが、
本日成型品一式(T3)が届き、更に「連休明けまでに仕上げてチョ!」
という追加オーダーまでいただいた。

20121003a

純粋に作りたい…という気分で二つ返事で引き受けた訳だが
カロリー超高めであることは言うまでもない。
同時期に2つモビルスーツの作り物を抱えているということで
ロボ以外のものに逃避したい気持ちも無いではなかった…かな?

普段1/700艦船モデルも嗜んではいるのだが
いやぁ、でかいねぇ、四角いねぇ。

でっかいトラスを載せてる割に喫水下が意外に浅く感じられ
船体断面形の四角さは戦闘艦とも客船とも異なる不思議な感慨を受ける。
タンカーなどはこんな感じかもしれないが模型として作る機会はないからねぇ。

"しんかい"の時に「まぁ、おもちゃ屋にしては頑張ったんじゃね?」
的な評価をよく目にしたが、まぁ、殊更に「プラモデル作ってんだよ」
などと顔真っ赤にする気もサラサラ無い訳で、
楽しんで作っていただける方に手にとって戴くというのが本意な訳です。

それでも1/700スケールということで
他社さんの艦船模型と比較される方も少なくはないでしょう。
とりあえずパーツのディティールに関してはこんな感じ…と言うことで。

20121003b

東日本大震災後の海底調査やメタンハイドレードの試掘など
その特異な船型をニュース映像などでも目にする機会が増えてきた。
清水港での一般公開で間近でご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。
東海道新幹線で移動中に停泊しているちきゅうをチラ見した、という方もいらっしゃる。

作り込み始めればキリが無い艦船模型の世界。
掘削に関わる配管やトラスへのディティールの追加など
その辺りは手にされた方の
思い入れと気力とスキルに合わせて料理していただければ幸いかと。

20121003c

まずはハイエンドな物と言うよりは、
誰もが及第点を付けていただけるようなキットに仕上がってくれれば
開発担当者も本望なのではないかと思う次第です。

とりあえずは納期に間に合わせるのが優先だけど
時間に余裕のある時(何時よ?)にじっくり作りたいと
個人的には思う訳です。

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July 22, 2012

さて、コリアンルーレットの始まりです

GBWC2012台湾大会の表彰を終え
やや遅めの昼食をスタッフの皆さんと一緒にいただいた後
ガンプラEXPO台湾の会場に戻りしばらくして韓国へ向かうべく
台北・桃園国際空港へ向かった。

交通渋滞もなく無事ターミナル1に降り立ち
CX402便に乗り込み空路韓国仁川国際空港へ。

そして荷物を引きずりながらタクシーでソウル市内へ。

ホテルの予約票を手にタクシーの運転手に行く先を告げると
運転手氏は客待ちをしてたむろしている運転手の一団の所へ確認に向かった。

「大丈夫、ホテルの場所はわかった・・・(意訳)」
ということだったのでとりあえずお任せで乗り込みソウル市内へ向かう。

小一時間ほどしてタクシーが止まり
「着いたよ・・・」と言われたのだが、明らかに違うホテルの前。
名前そのものは○○アンバサダー・ホテルということで
○○の部分だけが違っている。
運転手氏はアンバサダーという1点を拠り所に走らせていたらしい。

「いや、ここじゃなくてだね・・・」と抗議するも
「いや、ここだよ・・・」の一点張りで埒が明かない。
韓国語をお勉強している身でもないので
カタコト英語で抗弁するが更に埒が明かない。
さっさとホテルへ辿り着きたい気持ちも強く不毛な会話を続ける気もせず
とりあえずそのタクシーを降り別のタクシーで目的地に向かうことにした。

今回宿泊予定のホテル系列のホテルには以前にも折々で宿泊していたのだが
今回のホテルは初めてのところだったので
些か心細さはあったものの事前に場所の確認をするでもなく
観光とは無縁の旅程だったのでガイドブックなども持ち合わせていない。

ホテルの前だからタクシーもすぐ来るだろうと高をくくっていたが
まったく来る気配がない。

とりあえず繁華街方面に向かいコンビニででも聞くか・・・
ということでコンビニを探しつつ15分ほど荷物を引きずりながら歩いていると
"POLICE"の看板が目に入った。
中に入ると3人の警官がいて、事情を説明しホテルの場所が判るか聞いてみた。
3人で顔を見合わせ暫し黙考状態。
やおら一人の警官がPCで確認し始めた後
その結果を見たほかの警官が「タクシーで行くのか?(以下全て意訳)」
と聞いてきたので「そうだ」と答えると
「ここからタクシーで行くのか?」と念を押すように聞いてきたので
引きずってきた荷物を指差し「歩いていけるんなら歩いていくよ」と答える。
「いや、タクシーで1時間くらいかかるよ」
「・・・(暫し沈黙)・・・行くよタクシーで」と答えると
「それじゃ、僕がタクシーを止めて運転手に行き先をしっかり確認してあげるよ」
と言うのでその警官について道路に出た。
件の警官氏はタクシーを止めてくれて運転手に確認し
荷物を積み込むのも手伝ってくれた。

人情というものはあるもんだなぁ・・・と思いつつ感謝の辞を述べ再度車上の人となる。
警官氏は1時間くらい・・・と言っていたが実際は30分ほどで到着。

とりあえず諦めなければ何とかなるもんだなぁ・・・などという感慨にひたりつつチェックイン。
時既に11時を回っておりさて、晩御飯はどうしよう・・・ということで
荷物を置いてコンビニを目指す。

おにぎりを3個ほどと飲み物などを買った訳だが
ハングルが読めないカワグチ的にはおにぎりさんの中身が全く想像できない。
漢字圏であればそれなりに想像できるのだがハングルは完全にアウト。
6種類くらいの中から3つを無作為に手にした訳だが・・・
ということでコリアンルーレットの始まりです。
20120721a

ちなみにカワグチ的にはツナマヨのようなマヨ入りのおにぎりはあまり得手ではない。
肉味噌っぽいのを引ければ当たりだな・・・などと思いつつ選んだ3つ。
ホテルに戻りとにかく確認。

20120721b

いずれもまぜご飯系だったのだが
3個中2個がマヨ入り・・・orz
ハングルが読めないという不勉強さのリスクがこんなところで祟るのかぁ?!
いや、食べたけどね。

そんなこんなの滑り出しの韓国出張。
明日は審査を行うことになっているのだが
実は明日のスケジュール詳細がわかっていなかったりする。
現地スタッフ氏に電話するが出ない。
かけ方間違ってないよね…と数度確認しつつ電話するが結局繋がらずじまい。

とりあえず明日もう一度電話してみよう。
それでも繋がらなければ朝イチから出かける準備だけしておいて
ピックアップを待つとするか。

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July 20, 2012

台北なう

先週の上海に引き続き、GBWC審査員の旅第二弾ということで
今日(正確には昨晩)台湾入りしました。

上海が"CCG EXPO"というイベントの中で行われたのに対し
台湾ガンプラEXPOは単独イベントということで開催される。

イベントの様子はこれまた明日以降のご案内ということになるのだが
今回の出張は明日審査、明後日表彰というスケジュールになっており
表彰式が終わった後にEXPOでちょぴっとデモンストレーションを行い
その後GBWC韓国大会の審査・表彰ということで
会場から空港へ向かいそのままソウルへ向かうことになっている。

日本では今日が暑さのピーク・・・などとお天気おねいさんは言っていたが
日本で暑さが和らいでいる頃に沖縄よりも赤道に近い台湾にいるという。

とりあえずネット環境が無問題なのがありがたい。

20120719
写真はEXPOが行われるミラマーSC。
昨年のEXPOもここで行われたのだが、イベントおねいさんが超可愛かったんで
今年も少し期待していたりw
どんなおねいさんだったかというと・・・
ここをご覧下され ⇒ http://twitpic.com/5x55yz

まぁ、おねいさんは+αのお楽しみとして、
今年はどんな作品が寄せられているのだろうか…。

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