本ブログはTwitter、facebook、mixiを同期させている訳ですが
前回の日記に対するWeb友さんたちの反応を踏まえ
改めて読み返してみると
まぁ、あの書き方(言い方)れじゃ本意は伝わらないかなぁ…
と、一人反省会に入っていたりする訳です。
そんなことを思いながら加筆してみると
■模型趣味は特別な人間の嗜みではなく、誰もが跨ぐことが出来る敷居の低いお楽しみ。
道具、時間、特別な技術が無ければ模型は楽しめないというようなことは無い訳で
自分が持っている道具で、自分が出来る範囲のことで模型趣味に臨めばいいと思う訳です。
その時に自分の出来る範囲を少し超えたところへのトライアルを加えれば
自分の出来る範囲は少しづつ広がっていく。
最初から全てを完璧にこなせる人などはいない訳で
プロモデラーと呼ばれる人たちだって初めて模型に触れた時から
スゲェ作品が作れたわけでは無い訳です。
■こと、ガンプラに関しては年齢・性別・国籍に関係なく楽しめるもの。
小さな子がガンプラを作る
シニアの方がガンプラを作る
女性がガンプラを作る
外国の人がガンプラを作る
残念ながら現在は彼ら、彼女らは珍しい存在です。
かつてプラモは男児の嗜みとされてきました。
今もそう思っている人は多いでしょう。
しかし、お父さんが作る人なら小さい子も作るきっかけはあるのです。
現在カワグチは50代にありますが
否が応でも毎年齢を重ねていく訳で、確実にシニアコースに乗っている訳です。
印象として50過ぎてガンプラですか?というイメージはあるかと思いますが
カワグチよりも上の年齢の方も嗜んでらっしゃる訳で
現実は着実に高齢域までガンプラ者は及び始めており
今後その傾向は年々強まっていくはずです。
十数年前、スポーンが上陸しフィギュアブームと呼ばれた時期がありました。
その時に雑誌等では模型も含めキャラクターの立体物は全てフィギュアと総称しました。
丁度ガンダムW、エヴァがヒットした時期でもあり
キャラクタープラモはキャラクターグッズのひとつであるフィギュアのカテゴリーの一つとして
アニメファンの女性も抵抗無くキャラクタープラモを手に取るという状況がありました。
もちろん彼女らの多くは模型ファンになった訳ではありませんが
その後もSEED、タイバニ等の女性ファンが支持するキャラクターが断続的に現れ
その時々で世代替わりしながらも女性がプラモデルを手にする機会は存続しており
その中の一部はプラモ面白いかも…と思ってもらえる状況が実際にはある訳です。
現在アジア圏では情報、新製品の入荷タイミングは国内とほとんど変わりません。
ガンダムコンテンツそのものもビデオグラム、ネットを介して
海外ユーザーに届いています。
日本にいるとあまり見えてこない面はありますが
本ブログでも折々にご紹介しているように海外ユーザーのガンプラへの向き合い方は
日本人と大差は無いのです。
彼ら彼女らはそれぞれ数こそまだまだ少ないものの(少ないがために)
"模型は男児の嗜み"幻想により言葉が悪くて申し訳ありませんが"珍獣"扱いされています。
"珍獣"を"珍獣"扱いしている間は、絶対数が増えたとしても"珍獣"扱いが続く訳です。
そのような様々な"差"が平準化されなければ一般化はしない訳で
幻想に過ぎないイメージに基づく特別視こそが一般化を妨げるとカワグチは思う訳です。
■上手く作ろうと思うと挫折もするし長続きしないから楽しんで作ろうよ。
やるからには上手く作りたい、失敗したくない、というのは人情です。
自分の力量は自分が一番わかっているはずなので
作っても上手くできないから…と思ったとたんに手にしていたキットは積みプラになります。
頑張ろうと思う人は上手く作るために道具を揃えます。知識を得ようとします。
そこで何となく出来るような気になってしまう人もいますが
道具や知識は使ってこそ初めてキットを形にすることが出来るのです。
そうして作り始めて上手く出来なければ模型趣味そのものを諦めてしまう人もいます。
どうすれば上手くいくのか、更に知識と道具を求めようとする人もいます。
そうしてスキルアップという修行が始まる訳ですが、
多くの人は修行が楽しいとは思わないでしょう。
修行の末に上手く出来るようになる、という見返りがあるからこそ頑張る訳です。
修行しても上手く出来ない人の中にはやはり模型趣味を諦めてしまう人もいます。
満足には際限がありませんから上手く出来るようになった人でも修行は更に続きます。
挫折に至る窪みは至るところにある訳です。
一方、パチ組みでもいいからとにかく作る…という人は
実作業を介して少なくともニッパー捌きのスキルは上がります。
ゲート跡処理のスキルも上がるでしょう。
シール貼りのスキルも上がるはずです。
そうしたルーチンの中にスミ入れくらいはしてみよう…
部分塗りくらいはしてみよう…
たまには全塗装に挑んでみよう…というトライアルが加わると
新たなスキルも手に入れることが出来る訳です。
作ることにより完成させるための思考トレーニングが行われ
スキルを応用する、スキルを組み合わせることで新たなスキルを得ることが出来ます。
考える~実践するを繰り返すことで
強迫観念による修行とは異なる意識に基づくスキルアップが可能となるのではないか、
などと思う訳です。
というようはことは口頭で話す際には多少端折りながらも触れる訳ですが
前日記のような項目だけを羅列した書き様では伝わらないですわなぁ。
書いていること自体は折々で断片的に記して(言って)きたことばかりなので
取り立てて新しいことを言ってる訳ではないんですけどね。
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