November 25, 2008

モデラーズフリマ 東京

081125_2
昨日浜松町の都立産業貿易センター(通称:都産貿)でモデラーズフリマが開催された。
この1ヶ月作り続けていたU.C.HARD GRAPHの61式戦車はどうなったのか・・・と言うと
実は大変お恥ずかしい話ではあるが、完成しなかった。

結局昨日は製作中のモノを持ち込み会場で作業を継続するという形になり
何人かのお客様からは
「間に合いませんでしたか・・・」
「継続して完成までブログで続けてください」
というようなお声掛けをいただいた。

只今製作中カテゴリーに分類される記事対象は未完成で終わるという
我ながら嫌なジンクスがあるのだが
ここでフェードアウトしてしまうとジンクスの上塗りになってしまうので
完成までは今しばらくお付き合いいただけると幸いではありまする。

ちなみに商品は1月23日、メーカー希望小売価格は9450円(税込み)で発売される。

せっかくなので省略しようと思ってたところにも色気を出させていただきたい
などと思ったり・・・。

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November 21, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(13)

■ 下地塗装を続ける

金属色で塗装した車体部に続き、整形と一部パーツの接着が終了した砲塔を塗装する。
Hg053
車体とは材質が少々異なります的な気分で
車体で黒鉄色を使用したのに対し砲塔はシルバーで塗装し下地色とした。
クレオスのシルバー[J8]だけでは少々軽い印象もあったので
その上から軽くシャンパンゴールドマイカ[J168]を吹き付け
気持ちだけはチタン風な感じにしてある。

もっとも更に上から車体色で塗り潰すのであまり効果は期待出来ないが
一応気持ちということで…

Hg054
車体、転輪、砲塔といった基本パーツすべてを金属色で塗装した後
車体色の下地色を塗装する。

既出ではあるが、今回車体色をサンド系カラーで仕上げるつもりなので
影色としてクレオスのマホガニー[C42]を全体に吹き付ける。
これもあくまでも下地色なので多少のムラなどはあんまり気にせず
全体をくまなく塗装する。

Hg055
この後、24日のフリマ当日に向け土日を使って仕上げていく訳だが
とりあえずこの状態でも眺めているとちょぴっと嬉しい。

マホガニーの代わりに素直にプライマー色を使用した方が良かったかなぁ???
などという気もしないではない。

ちなみにバックに写っているPCのディスプレイ上の数字やマークは
マーキング用に自作中の画像だったりする。
いつものように転写シール@エーワンを使い、最後に貼り込む予定。

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November 20, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(12)

■ 砲塔を貼り合わせる

砲尾(?)を挟み込む形で砲塔の上下パーツを組み合わせる。
Hg049 位置のズレや隙間が無いことを確認し
流し込み系の接着剤を合わせ目に
流し込み接着する。
硬化前に隙間が開いたりしないよう
マスキングテープを使い
接着剤が硬化するまで
上下パーツを固定しておく。

Hg050
一晩ほど放置した後にマスキングテープを剥がし接着の状態を確認する。
今回のキットはテストショットということもあり、微妙に段差や隙間が生じていたので
アルテコSSPをパテ代りに盛り付けこれまた硬化まで放置。

盛り付けたパテを削り出す際には
金属やすりで軽く表面を整えながら面を出す要領で削っていく。
今回もタミヤのハードコートを使用しているが
"あて材"を使い紙やすりで仕上げても勿論オケー。


■ エッチングパーツを使う

キットにはエッチングパーツが同梱されている。
砲塔後部のバスケット部分には支柱の間にネットが張られており
この部分がキットではエッチングになる。

Hg051 エッチングを切り出す際には
専用のハサミなどが売られているので
そうした工具を使用してもよいのだが
今回は使い古しで切れ味の鈍った
デザインナイフを使用した。
この場合、カッターマットのような
柔らかいものの上では作業せず


プラ板の上にエッチングを置き、パーツの根元でカットする。
ある程度の力が必要となるため、柔らかい物の上ではエッチングパーツが変形してしまう。
また、金属を力任せにカットすることになるのでナイフの刃先はすぐに駄目になってしまう。
使い古しで捨てるばかりになったデザインナイフの刃先を取っておくと
こういう時に心置きなく使える。

インジェクションパーツで言うところのゲート跡のようなカット跡が少し残ることも多いので、
こういうところは金属やすりで丁寧に平滑化する。
この作業を怠るとエッチングパーツを貼り付ける際に
パーツ表面から浮いたり位置決めが出来なくなるということもある。

エッチングパーツを切り出し、整形したらパーツに接着していく。
Hg052
バスケットの部分は組み上げた後にエッチングパーツを貼るのではなく
仮組みしてあたりを確認した後にいったんバラシ
パーツ毎にエッチングパーツを貼り付け、最後にもう一度組み上げると貼り易い。

今回エッチングパーツの貼り付けには瞬間接着剤を使用した。
接着剤が出すぎるとエッチングパーツのディティールが埋まってしまうこともあるので
なるべく少なく延ばしてやるのがきれいに貼り付けるコツではある。

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November 13, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(11)

■ 工作にひと工夫、或いはオサーンの知恵袋

戦車模型の場合、車体や砲塔などにフックやステップのパーツが付いていることが多い。

パーツ自体が小さいため、パーツを切り出し、整形する際には
破損しないように、部品が飛んで無くならないように・・・などと結構神経を使う。
Hg045 ゲートの位置も左画像のように
バーの中央に設けられていることも多く
整形する際にパーツを折ってしまう
というような経験を持つ人も
少なくないのではなかろうか。
ある程度の大きさのパーツであれば
ゲートカットし、目玉クリップで
両足の部分を固定し、棒やすりで
整形すれば結構きれいに仕上がる。

Hg046 それでもパーツを飛ばしてしまう
こともあるので、カワグチ的には
パーツから少し離れたところで
ゲートカットし、先に本体に接着してしまう。
この時に本体の受け穴をピンバイスを使い
少し深くしておいてやると良い。

で、ゲート跡の付いたままのパーツを
ピンセットを使い、取り付け足の先端に
接着剤をつけて本体に仮止めし
流し込み系接着剤で固着する。
強度を得るために接着剤が完全に乾くまで待つ。
オイラ的にはこの手の作業を行った時は他の作業に移行し
一晩ほったらかしにして翌日から作業を再開するようにしている。

Hg047
接着剤で固着後、パーツを整形し始めるのだが
ゲート跡の残り具合に応じてデザインナイフや棒やすり、紙やすり等を
使いわけながらパーツを折らないように丁寧に整形する。

この時、本体との空間に"あて材"を挟み押す力でパーツがしなったり
破損したりするのを避けると良い。
今回は細切りしたプラ板をすき間に合わせ厚さを調整しながら差し込み
あて材としている。

Hg048 ゲート跡が気にならないくらい
整形できればそれでオケー。

もし整形時にパーツが折れても
両足部分で本体に固定されているので
ズレが生じないよう注意して
接着剤を流し込めば
リカバーは比較的容易に出来る。


戦車模型に限らず、MSのディティールアップなどで
このようなパーツを使う人もいるだろうが
キレイに仕上げる方法として覚えておくと役に立つ・・・かもしれない。

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November 12, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(10)

■ 砲塔・・・でかっ!

車体がほぼ組み上がった段階で砲塔の製作に入る。
Hg038
でかいと言えば確かにでかいのだが、車体だけを見ている時は
グリレ17みたいな化け物もあった(?)訳で
あり得ない、と言うほどでもないとは思った。
しかし、砲塔を並べるとさすがにでかい。
しかも長砲身2連装・・・駆逐艦の主砲塔ですかこれは???
というくらいの存在感がある。
Hg039
とりあえず砲塔を車体に乗せてみると・・・かなりテールヘビーな雰囲気が漂う。

砲塔の基本構成は上部、底部と部分的に底部と一体となっている
後部バスケットの底面を構成するパーツの計3パーツから成っており
それに砲身、砲基部、ハッチ等のパーツが加わることになる。

Hg040 今回2連の砲身基部には
それぞれ同軸機銃が設定されている。
銃口部は浅い凹モールドで表現されているが
ここはやっぱりピンバイスで
穴を深くしておきたい。
ちなみに使用したドリル径はΦ0.8mm。




Hg041 砲身基部は仰俯角時に隙間が開かないよう
軟質パーツのカバーが覆うようになっている。
今回テストショットということもあって
この軟質パーツが形状的に
フィットしていない状態なので
0.2mm厚のゴムシートに
置き換えようと思っている。



Hg042 ゴムシートは後で買ってくるとして
カバーの取り付け部分は
元のパーツを見ながら
プラ板、プラ線を組み合わせて作成する。
今回は0.3mmプラ板、
PlastructのΦ0.6mmプラ丸線、
0.3×0.3mmのプラ角線を使い製作した。



Hg043 本体に付けるとこんな感じ。
ラバーのカバー部分は
砲塔本体を組上げる際に
新造した取り付け基部の
裏面に貼り付けることになる。





Hg044 連装のそれぞれのカバー取り付け基部を
自作し取り付けた状態。
こういうところは完成後それなりに
目立つ部位になるので
精度には十分気を付けながら作業を行う。
逆にこういうところをしっかり丁寧に作業すると
仕上がりの精度が高まる・・・
ということだと思うんだねぇ。



では、ゴムシートを買いに行って来まする。

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November 11, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(9)

■ 車外装備関係の製作

Hg035
OVMを含む車体装備を仕上げていく。
大きなところではサイドスカート、フェンダー上の雑具箱というところになるが
この装備は任意ということになるので製作準備段階でどう仕上げるか・・・
ということを前提に付ける付けないを決めておいた方が良い。
Hg036
車体前部に設けられた巨大な雑具箱の中に何が入っているのかは判らないが
雑具箱の有無で車体のシルエットはかなり変わってくる。
ちなみにフェンダー左右後方の銀で下地を吹いたボックスは
排気管(?)カバーということになっている。

Hg037
車体上部には様々なパーツを取り付けることになるのだが
ドライバーズハッチ両側には用途不明の機械部品を覆うカバーがある。
このカバーの側面に2本のスリットがあるのだが
外観上も露出する部分になるのでここにはメッシュを貼った。

使用したメッシュはドラゴン1/35四号駆逐戦車@アルケットに同梱されている
トーマシールド用のナイロンメッシュ。
比較的目が細かいので重宝しているのだが、別にこれでなくてはならない
という訳ではないので使えそうなものを工夫してみると良いだろう。
ミニ四駆用のメッシュでも構わないし、壊れた網戸から持ってきてもいい。
こっそり壊すとおかぁちゃんから怒られてプラモ禁止になるかもしれないが
DIYショップなどに行けば手に入るかもしれない。

これを任意の大きさに切り出し、瞬間接着剤で裏から貼り込む。
ちょっとしたところではあるが、完成後もしっかりと見える部位なので
気を配っておいた方が良い・・・という感じかなぁ。

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November 10, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(8)

■ 部分的な塗装と組み込み

先日加工を終えた転輪関係を塗装する。
手順に関しては人それぞれということになろうが、今回はブツがデカイということもあり
転輪外周のラバーと思われる部分を塗装し、マスキングした上で
金属色、車体色を上塗りする要領で進めていく。

Hg030 転輪に持ち手を付け、
クレオスのタイヤブラック[C137]で
該当部分を塗装する。

ロードホイール、補助転輪それぞれに
ゴム巻きが為されてるんじゃなかろうか
というのはあくまでもオレイメージ。

Hg031
タイヤブラックが完全に乾いた後でマスキングを行う。
今回はクレオスの"マスキングゾル改"を塗料皿に取り、
水で薄めて筆で該当部分に塗布している。

全体をマスキングゾルでマスクすると乾くまで時間もかかり
エッジ部分の皮膜が薄くなり破れてしまうことも考えられるので
接地部分はマスキングテープを貼り作業時間短縮を図る。

Hg032 マスキングゾルが乾いたところで
金属色を使うのだが、
今回ホイールに使用したのは
スーパーチタンメタリック[SM04]
お値段高めのスーパーメタリックを
塗り潰す下地に使うというのは
贅沢の極みではあるが
もちろん通常の銀ベースに混色し
色味を変えたものを使った方が
コストパフォーマンスは高い。


Hg033
車体下部の黒鉄色[J28]で塗装した部分に車体色を塗装し組み合わせる。
以前記した通り、車体色はサンドカラーで仕上げようと思っているが
影色としてマホガニー[C42]を吹き付け、この段階で車体下部と上面を合わせる。

キット自体は一部ポリキャップを介したスナップで・・・ということになっているが
別に"接着してはいけない"ということではないので
普通に合わせた後に流し込み系の接着剤で溶着する。

Hg034 パーツの合わせに関しては
車体前面部に合わせ目が出る
分割になっている。
完成後、隙間が生じたり
ズレが生じると悲しい思いを
味わうことになるので
ここはやっぱりしっかりと
接着しておきたい。

併せて合わせ目を覆うようにパテを盛り(今回はアルテコSSPを使用)を行い
整形し仕上げている。

整形段階で塗膜が剥がれてしまうが
この後、車体上面と一緒に金属色を吹き、車体色を乗せていく・・・という段取りで
仕上げていくことになる

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November 07, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(7)

■ サイドスカートはこんな感じ

基本的なパーツ分割は2パーツから成る。
Hg026
スカートの後半部が2重になるような構成になっているのだが
これはサイドスカート側面から上面を1パーツで成型すると
部分的に彫刻表現が出来なくなってしまうため
部分的に一枚板を貼るような感じになっていたりする。
Hg027
○部がアンダーになる部分なのだが、通常の部品分割で考えると
サイドスカート上部はパーティングを変化させ一発で抜き
下部の昇降用足掛けは別パーツにして対応・・・ということになる
Hg028パーティングを上げて一発で抜くと
矢印のような部分が表現できなくなる。
しかも、サイドスカート上部に
ハッキリクッキリと
パーティングラインが出てしまい
整形するのがちょっと大変なことに
なってしまう。

まぁ、これを無駄と取るか、頑張った…
と取るかは人によって様々だろうが
こういう部位のパーティングラインを丁寧に消すのはちょぴっと面倒なので
作る人間にとってはありがたい処理ではある。

Hg029 でっかい戦車なので搭乗時には
戦車によじ登らなければならない
キングタイガーなどは
わざわざフェンダーを一枚外して
履帯を露出させ
履帯に足を掛けてよじ登ったりするのだが
現用戦車などはフェンダー等に
昇降用の足掛けが用意されていたりする。

今回の61式戦車のリデザインでは
普通の足掛けの他に
起倒式(?)の足掛け用プレートなども描かれていて
製品的には使用時、格納時を表現できるようになっている。

さて、先日黒鉄色を塗った車体下部だが
車体色の上塗りはこの週末お持ち帰りして行いたいと思う。

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November 05, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(6)

■ 貼り合せ前の車体下部塗装

今回は最終的にサンドブラウン系で仕上げることを想定している。
車体下部と上面を組み合わせてしまうと塗装する際に
塗料が回らない部分が生じることも考えられるため
あらかじめ隠れそうなところは大まかに塗装してから組むこととする。

Hg024 車体上面にはクリアパーツのペリスコープ
を取り付けてしまったので
養生テープでマスキングを行う。
塗装した後でペリスコープを組み付ければ
何の問題もなかったのだが
その辺はとりあえず反省中。

もちろんマスキングテープでも良いのだが
丁寧に貼り込むことより隙間が生じない
ことだけを念頭に大まかに貼っていく。
この後、持ち手となる割り箸を両面テープと養生テープを使い固定する。

今回は戦車模型で見られる下地に金属色を塗装し
その上に車体色を重ね、仕上げの際に車体色の塗膜に傷を付け
チッピングを行うという方法で仕上げようと思っている。

実は先日掲載したスコープドッグもこの方法で仕上げていたりする。

擦れて剥がれ下地の金属色が露出した際に比較的目立つ色・・・ということで
今回車体部分の第一層はクレオスの缶スプレー"黒鉄色[28]"を用いた。

Hg025
部位により多種の金属で構成されているだろうから妄想を膨らませ
他の部位に関しては異なる色味を使うつもりではある。

今回缶スプレーを用いたのは広い面積のパーツに対し効率的であるという点と
缶スプレーの塗膜が比較的強いという点による。

完全に乾燥した後に車体色の地色としてマホガニーをエアブラシで吹きつけ
その後にサンディーブラウンを重ねるつもり。

ラッカー系金属色で下地を作りアクリル系で車体色を重ねるという方法で
仕上げられた作品をよく目にするが、傷を付ける際の力加減に気をつけることを前提に
今回は下地も車体色もラッカー系で仕上げようと思っている。

念のため黒鉄色を吹いた状態で一晩放置し、明日以降に車体色の塗装と
車体の組み立てを行おうと思う。

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November 04, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(5)

少々日が経ってしまったが挫折してしまったという訳ではない。

前回足周りに塗装を・・・というところで止っているが
BHCより補給が来たのでちょっとご紹介。
Hg022

キット自体も大型ということで高額商品になる予定なのだが
樹脂成型品以外に商品にはエッチングパーツが付く。

砲塔後部のバスケットや
スモークディスチャージャーの蓋のチェーン
といったあたりの表現に用いられることになるのだが
やっぱりこういう資材品が無いと戦車モノはちょっと寂しいような気もする。
Hg023

実際にエッチングを用いるのは終盤ということになるのだが
これを貼った状態を想像するとちょっとモチベーションが上がる。

当初11/24のフリマ@都産貿に持ち込むということで製作を開始した訳だが
このタイミングでBAKUC行脚に出ることが決まった。
ということは・・・21日の金曜日に納品ってことですか?!

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October 28, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(4)

■ 転輪の整形と加工

デカイ、デカイと言っても世の中にはもっとデカイ車両なんかもあったりする訳で
そんな車両もタイヤで走ってたりする。
しかし、展示会場や博物館のお飾りならいざ知らず
実際に走行させれば間違いなく足回りは汚れもすれば傷も付く
Hg016
という訳で、転輪のパーティングラインを消す際に一緒に傷も付けてしまおう。
内外二重の12セット・・・4号戦車を思えば2×4セットぶん少ない訳で
とにかく転輪に向き合うことにする。

Hg017 ゲート跡とパーティングを一気に消すのに
今回はタミヤの金属ヤスリ(ハードコート)を
軽くパーツ表面に当て一定の力でやすり、
削りムラを600番のペーパーで均す。

作業効率的には内外の転輪を合わせた状態で
まとめて仕上げるとちょぴっと楽だったりする。

基本的な整形が終わった後に
デザインナイフ、目立てヤスリで
エッジを中心に傷を付けていく。

Hg018
傷を付ける際に傷口にメクレが生じるので1500番のペーパーで軽く擦り
メクレを取り除き、ナイフの刃跡なども目立たないようにしておく。

こういう作業は序盤は気をつけながらやっているのだが
中盤から後半に向けて惰性を伴い、ついやり過ぎたり傷跡パターンが均質化してしまう。
均質化したパターンはかなり嘘臭く見えるし
やり過ぎは転輪交換しろよ・・・な気分になってしまうので何事もほどほどに。


■ ドライバーズハッチのところのペリスコープを組み込む

車体下部の組み立てが一段落したところで車体上面を組み付けることになる。

Hg019
ドライバーズハッチ部にはクリアのペリスコープをはめ込むことになるのだが
これは車体上下面を組み付ける前に取り付けることになっている。

Hg020
組み付けた後にマスキングゾルでクリア面を保護するという方法もあるが
今回はあらかじめ細切りにしたマスキングテープを
ペリスコープの露出面に貼り、しっかり圧着させた後に車体に組み込むことにした。

組み付け後に念のため爪楊枝でもう一度マスキングテープ表面を押さえ
以後は塗装、仕上げが終了するまでマスキングテープには手を触れない。

全体の塗装、仕上げが終了し最後にマスキングテープを剥がすというのは
まさに画竜点睛という気分でちょっとwktk
ただ、剥がした時に愕然とすることもあるんだけどね・・・ニガワラ

Hg021
車体上部の工作はまだまだ続くのだが
ペリスコープを組み込んだところで車体下部に上面を組み込み
隙間チェックを行い、必要に応じて隙間埋め作業を行うことにする。

で、この段階で車体下部の両側面、車体上面フェンダー裏に下地塗装を施し
組み込み後の塗り忘れが生じないようにするのだが・・・とりあえず本日はここまで。

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October 27, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(3)

■ サスアーム取り付けのための加工

箱組みが終了したバスタブ状の車体下部にサスペンションアームを取り付けると
かなり戦車を作っている気分になる。

本キットで判る61式の足回りは
片側前後に起動輪(?)があり、6組のロードホイール、3組の補助転輪から成る。

Hg011
サスアームは車体側面の取り付け穴に差し込んでいく訳だが差し込み軸は真円ではなく
一部欠けた形状になっている。
車体側の取り付け穴の内側にはわずかに凸状のでっぱりがあり
サスアームの軸の欠けの部分に収まることでだいたいの位置決めが出来るようになっている。
また、ステー下端にもサスアームの位置決め用のピンがあるので
普通に組んで問題なく水平位置がとれる。

Hg012今回はこの段階ではまだ
サスアームを取り付けず、
ある程度塗装した段階で取り付けるため
差し込み軸を一部金属ヤスリで軽く削り、
"欠け"が2ヶ所になるようにし
抜き差しが容易になるように加工してある。

ガンプラなどでも同様なのだが、塗装する際に可動部等の軸や受け穴に塗料が付き
塗膜が出来ると差込みの勘合がかなりきつくなり、
無理に押し込んだり回したりすると破損を来たすことがある。
軸と受け穴の摩擦が大きくならないよう、あらかじめ接する部分を減らしておく
というのはかなり有効だったりする。(削り過ぎるとプラプラになるので注意だが)

Hg013
とりあえず転輪も切り出し取り付けてみると戦車っぽさが倍増!

車体底面中心線上に用途不明な突起が6個ある。
この位置は左右のサスアームの取り付け軸を結ぶ線上にある・・・ってことは
今回の解釈的には61式戦車はトーションバー・サスなんだろうか???
ちなみに情景などを作る・・・という場合、
先述の取り付け穴内側の突起を丸棒ヤスリなどで削ってしまえば
サスの位置は如何様にでも変えられる・・・というのが開発担当者の弁だったりする。

Hg014 サスアームのゲート跡も処理できた・・・
ということでこれから転輪の整形が始まる。
ロードホイールのパーツ形状を見ると、
いかにも「ゴム巻いてます」
という雰囲気が漂っている。
パーティングの処理はもちろんだが
ゴム部の傷なんかもつけといた方が
雰囲気だよなぁ・・・左右で12組かぁ・・・

Hg015

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October 24, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(2)

■ 車体下部の工作

基本となるパーツ構成は底板と転輪の付く左右の側板、車体後部パネルという構成。
これは最近の戦車模型と同様の構成ということになるが
スナップによる組み立てということもあって位置決めは容易となっている。

Hg006
底板と側板を合わせる際に合わせのピンをニッパーで斜めにカットし
一度仮組みし隙間等が生じないかチェックする。
組上げる際には合わせ全体に溶剤系の低粘の接着剤を流し込み固定する。

Hg007
合わせ面は複雑に入り組んでいるが合わせのピンに従いしっかりと嵌め込んでやると
合わせの部分はそんなに目立たない。
もっとも側板は転輪とサイドスカートでほとんど見えなくなるのだが・・・。

Hg008
車体後部パネルは車載兵士の昇降用大型ハッチとフレームから成る。
画像がちょっと怪しいのは撮影の際にハッチパーツの天地が逆になっていたのに気付かず
あわてて画像で部分的に回転させて誤魔化そうとしたため・・・orz

ハッチパーツは観音開きという設定なのだが内部を特に再現している訳ではないので
左右のヒンジの部分で止める構造ではあるが開閉するような仕様にはなっていない。
腕に覚えのある人はハッチパーツのセンターの彫刻に従いカットすれば
開閉式にすることも可能だが、内部も作り込んでもらわないと見映えが少々・・・。

Hg009
底板に左右側板を固定した後に後部パネルを取り付ける。
車体下部に至る面構成はやや複雑ではあるが、これも位置決めは容易で
しっかりと嵌め合わせてやれば強固な車体下部が出来上がる。

Hg010
車体が大きいぶん、最初は補強板等を入れる必要があるか???
とも思ったが、実際にはパーツ毎の組み合わせがしっかり噛みあっているので
その必要もないようではある(まだ断言は出来ないけど・・・)

これだけデカイとギアボックスを仕込んで動く戦車にすることも
材料さえ揃えば十分可能なんではないかなぁ。

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October 23, 2008

U.C.HARD GRAPH / 1ヶ月で61式戦車を作ってみる(1)

Hg001

Hg002 冗談から駒・・・ということで
先日喫煙室で先輩と話していて
11/24に
浜松町の都産貿で行われる
モデラーズフリマの話になった。

フリマでは何度となく
HARD GRAPH関連の展示や
出し物を行っているのだが
今回のホビーショーで出品した
61式戦車も
出品してみようか・・・
ということになり、
話の流れで
「成型品が揃ってたらオレ作りますよ。」などという言葉がついて出た。

Hg003 その場で先輩がBHCに電話をし
成型品を取り寄せる段取りが
出来上がり、
本日成型品一式が
オイラ宛に届いた。

未だTEには至っていない
ということで
金型加工で調整を要する
ところもあるらしいが
パーツは一揃い手元にある。
現状で不足しているのは
デカールとエッチングパーツ
であるとのこと。

Hg004 さっき静岡から電話があり
現状の成型品に関する
注意をいただいた。
納期に間に合えば
エンドに近い成型品が
送られてくることになるだろう。

エッチングなんかも間に合えば
送られてくることになっている。

とりあえず放課後の時間を
フルに使ってフリマまでに
完成させなければならない。

Hg005 11月に入るとBAKUC絡みで
出張が増えるので
納品まで1ヶ月の時間はあるが
実働時間は意外と少ない。

さて、そんなこんなで本日より
不定期連載・期間限定企画
『U.C.HARD GRAPH /
1ヶ月で61式戦車を作ってみる』
がスタートすることになった。




ちなみに商品の発売予定はまだだいぶ先になるので
商品情報に関しては公式サイトや
弊社ホビーサイトを注視しておいていただけるとありがたい。

U.C.HARD GRAPH 公式サイト
バンダイホビーサイト

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October 21, 2008

1/100scale MasterGrade-Model RX-78-2 GUNDAM ver.2.0

081021
今回のプララジの50周年ブース展示用新規製作作品のひとつが
MGガンダム2.0だったりする。

巷間で諸々言われているキットではあるが
腰周りが少々大きすぎるため腹部との段差が目立ち
微妙なシルエットに見える点が残念だが
オイラ的にはひとつの選択肢としてコレはコレでアリだったりする。

世間的にはかなり深読みされている方も多く
いや、キッシーもそこまでは考えてないんじゃないの???
と思うこともあるのだが、今回製作するにあたって
工作面で手を加えたところは基本的に無い。
塗装とポーズのつけ方でカッチョよく見えるんじゃないかなぁ・・・
というのが製作にあたっての気分ではあった。

ガンプラブームと呼ばれた頃からオイラ的には明るいトリコロールではなく
ややグレイを混色した白/インディブルー/モンザレッド/黄橙色という
濃い目の色で塗装しており、フィルムでの見え具合とは
当時からかなり異なる色合いで作っていた。
(注:該当色は現在では色合いが変わっているものもある)
て言うか、明るいトリコロールで仕上げたことは無いんじゃないかなぁ(笑

ということで、今回もクレオスのキャラクターカラーをベースに
濃い目の色合いで仕上げているのだが
それだけでも商品写真とはイメージがだいぶ変わってくる。

また、シナンジュの一件で思い至った方もいらっしゃるかもしれないが
組み間違いは・・・まぁ、はなからダメとして
ポーズのつけ方、写真の撮り方でモノのイメージが大きく変わるため
展示、撮影に際してはかなり気をつけたつもりではある。
近々ギャラリーの方にアップさせるつもりなのでもうちょぴっとお待ちくだされ。

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October 20, 2008

ほびしょ終了しました

今年は国産プラモ50周年を記念したイベントをセットにしたプラ・ラジ
ということで、会場内に特設ブースを設けての開催となった。

例年のほびしょでも十分に"てんてこの舞い"を舞っていたのだが
今回は作品展示とステージイベントに関わることになり
今までに例の無い勢いで"てんてこの舞い"を舞っていた。

前回の日記で製作中のAT画像を掲載したが
「カワグチクン、作品を10点くらいもってきてちょ」というお達しを受け
最近作り溜めてイベントなどに持ち歩いているものを掻き集め
更に、そんな場で新作のひとつも無いと心苦しい・・・ということで
MGガンダムver.2.0と、件のスコープドッグの情景作品を完成させ持ち込んだ。
昼夜を問わない作りモノ作業は商業モデラー時代の勢いに近いものがあり
このところ音信不通になっていたのもそのせいにしたりして・・・。
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会場で御覧いただいた方もいらっしゃるとは思うが
詳細はまた改めてギャラリーの方に載せたいと思っている。

で、ステージイベントの方なのだが
「キャラクタープラモトーク」という表題で
声優の神谷浩史さん、入野自由さん、中村悠一さんをお迎えしプラモの話をする・・・
という稀有な機会をいただいた。

ステージ前方に声優さんのファンの女性が多数並ぶ中、登壇し
ちょっとお勉強チックなお話しをさせていただいた。
「オサーンの話しはいいから早く・・・」というのが正直な気持ちだったとは思うのだが
そんな気配は微塵も感じさせない面持ちで
結構真剣に聞いていただけたのは実にありがたい限りだったりする。

神谷さん、中村さんがガンプラがお好きというのは聞いていたのだが
トーク自体は結構つっこんだネタもあって
キャラクターイベントでの声優さんステージとはかなり違う空気だった。
土日の両日登壇くださった入野さんも初日を終えたあと
HGダブルオーを速攻で作り日曜日には持ち込んでくださるという具合で
プラ・ラジになんで声優さんのステージを???
と思われていた方も結構納得していただけた様子。

途中ミニ四駆の話しに及びドキドキしたり
キャラクタープラモの簡単な歴史のようなものをPPTを使って話している時に
客席脇でご覧になっているハセガワの勝人常務のお姿があり
小僧がたれる講釈が陳腐に聞こえなければいいんだけどなぁ・・・
などと冷や汗かいたり等々、オイラ的にも実に刺激の多いステージだった(笑

でもステージでご一緒させていただいた神谷さん、入野さん、中村さん、
ヘタレなナビゲートにもみなさん気を使っていただいてホントに感謝であります。

模型の国の人と話をするのはやぱり楽しいもんだよ。
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October 02, 2008

間もなく放映開始

半年間のインターバルを経て
"機動戦士ガンダムOO"の第2シーズンが10/5よりスタートする(TBS)。

主役は勿論"刹那クン"ということになるのだが
その後の世界で紆余曲折を経た第1シーズンのアノ人やコノ人達も登場する。
お話し的には地球連邦政府が世界を掌握した後のお話・・・
ということで第1シーズンでCBの中の人たちが戦った
不特定多数の紛争当事国・組織に比べるとハッキリしている。
そういう意味では第1シーズンでは世界観や人物、人間関係をコッテリ紹介し
第2シーズンではしっかりドラマを描く・・・ということになろうか。

商品的には番組開始前ではあるが既にHG、HCM-Proダブルオーも発売となり
滑り出しはいずれも期待値を上回る状況ではある。
番組でのストーリーの展開と商品の販売動向に密接な関連が見られた第1シーズンを思うと
番組がスタートして以降の動向も楽しみではある。

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September 27, 2008

新宿~池袋~秋葉原方面巡回

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さて、昨日付けの日記で
ビームサーベル発売に際しての店頭実演の話をしたが
今日は新宿、池袋、秋葉の販売店をまわってみた。

上画像は池袋の某大手家電系量販店なのだが
店頭に1/12ガンダムを設置し実際にサーベルを振りながら
スタッフのおねいさんは販売に精励している。

傍らにチラシお配りのおねいさんを従えての実演なのだが
お客様の様子を見ていると
どうやら店頭で実際に自分が振るのは恥ずかしいらしく
興味は示しながらもなかなかおねいさんの所にはやって来ない。

ガンダムさんの脇には上階へ向かうエスカレーターがあり
サーベルおねいさんを見ながら上がっていく人も多かった。
聞くと4階の玩具ホビー売り場でサーベルを買う人が多いようで
サーベルおねいさんも「4階でも販売を行っています・・・」と誘導している。

まぁ、確かに買い物客が道を往来する中でサーベルを振るというのは
それなりに勇気が要るようにも思える。

しめてみないと今日各店でどれくらい販売できたかは判らないが
明日も一部店舗さんの店頭では実演が行われる。

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September 26, 2008

HY2M エアショックバトル 1/12 ビームサーベル

東京おもちゃショーで初御披露目をしたビームサーベルがいよいよ明日発売になる。
おもちゃショーでは古谷徹さんと若井おさむさんの掛け合いという形で紹介していただいたが
今回発売にあたり東名阪の一部店頭にホビー事業部スタッフが派遣され
店頭実演を行いながら販売を行うことになっている。

オイラのようなオサーンは店頭販売シフトには組み込まれず
各売り場での販売状況を見守ることになっているのだが
実際に手にされた方の反応を眺めながら、
時には唐突にお声掛けさせていただくかもしれない。

おもちゃショーの際に当ブログでご紹介した"SABER GALS"のおねいさんも
この土日に都内某売り場で実演を行うことになっている。

天候がちょぴっと気になるところだが
この土日に外出される方は店頭からビーム音やアムロの声が聞こえてきたら
ちょっと覗いていただけるとありがたい。

公式サイトではCMの長尺版も配信されているので
実際に使い方を確認して店頭で振り回していただくのも一興かもしれない。

CMに出演している"サーベルお姉さん"もなかなか(・∀・)イイ!
ちなみに同CMに部長役で出演されているのは
ダブルオー#1のCMでガンプラ一家のお父さんを演じてくださった
四方堂さんだったりする。

6/19の日記
HY2M エアショックバトル 1/12 ビームサーベル

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September 05, 2008

プロパガンダの英雄

MGの06R-2 ver.2.0がもうすぐ発売となる。
ジョニー・ライデン少佐の赤い機体ということで
ガンプラ原体験にMSVが刷り込まれている世代にとっては魅惑の機体ではある。

先に発売になったザクキャノンにしてもそうなのだが
仕事を離れ、模型の国の住人に戻った時にMSVというのは
やはり完成させギャラリーに加えたい欲求に駆られるモチーフではある。

戦記的な指向で構築されたMSVは
ビジュアルイメージが無いぶん、単に機体だけではなく
パイロットとの密接な関係を表現することで運用シーンの具体化が図られた。

そんなMSVの代名詞とも言えるのがジョニー・ライデン少佐ということになるのだが
思えば少佐も随分高名なパイロットになったものである。

当初のキャラクターイメージは
パイロットとしての資質はもちろん秀でてはいるのだが
悪化する戦局にあって、
ジオン国民に対する徹底抗戦への士気高揚を目的とした軍部のプロパガンダにより
資質以上の救国の英雄に祭り上げられ、忸怩たる思いを抱きながら
連邦軍補給線分断の任務に就く・・・というもので
戦記という形式を採るに際し、実在の人物にイメージを仮託する中で
小田さんがイメージされていたジョニー・ライデン像は
ヘルマン・グラーフだったと思う。

そんなイメージもあって前作のMGでの商品化の際に取説の肖像画では
神経質そうな線の細いキャラクターとしての画稿を採用したのだが
MSV後のコミックスやゲーム、カードゲーム等で描かれた少佐は
やはり看板を背負う宿命もあるのだろう、弱さはスポイルされ
他の猛者に比肩する或いはそれ以上のトップエースとして描かれ
今ではジオン有数のエースパイロットとして認識されている。

なかなかお会いする機会もなくなってしまったが
そんな少佐の栄達振りに小田さんも苦笑されてるんだろうなぁ・・・

ジョニー・ライデン少佐はリアルにプロパガンダの英雄の道を歩んでいる。

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September 04, 2008

シャア専用

「機動戦士ガンダム」でシャア・アズナブルが搭乗した機体は4種ある。

先日TVの深夜番組でアニメクイズみたいなのをやっていたのだが
その時に4種の絵を見せてシャアが乗った順に並べるという問題が出ていた。
その時の出演者の反応を見ていて
ゲルググに対する印象が非常に薄いことに気付いた。

オイラのような世代にとってのゲルググは
1年戦争末期に高性能ながら配備機数の少なさ、パイロットの未熟さから
戦局を変えるには至らなかった悲運の機体というイメージで
第二次大戦ドイツのキングタイガーやMe262になぞらえ
特別な思いを感じる機体だったりする。
MSVでは06Rの上位機種としてゲルググを位置付け
"How to Build GUNDAM 2"のゲルググキャノン部隊は
コマンド・ノヴォトニーのイメージだよね・・・などと小田さんとも話していた。

しかし、冷静に考えるとフィルムを見る限りゲルググが活躍するシーンは皆無だったりする。
赤ザクはガンダムに対し対等或いは凌駕する勢いで戦ったイメージがある。
赤ズゴックは一撃でジムの腹を貫くという強さの表現があった。
ところがゲルググは脇腹を切られ、腕を切られと満身創痍で
護衛していたエルメスを守ることも出来ずいいとこ無しだったりする。
ニュータイプとして覚醒したアムロクン相手では仕方がないところなのだが
もしかしたら昨今の世の中的には
ゲルググはシャア専用の中でも一番弱い奴という印象なのかもしれない。

オサーン的には少々悲哀を感じつつ幻の名機に思いを馳せたりなんかして・・・orz

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September 02, 2008

模型の国の住人

カワグチ的には10年ほど前から"模型の国の住人"という言葉を好んで使っている。
模型が好きな人をひっくるめた総称として使いやすい・・・というか
語感が好きで使っているのだが、
そのきっかけはガイナックスのてんちょさんだったりする。

エヴァ本放送の頃に商品化の話をガイナックスさんとやっていた頃
商品企画担当のおねいさんと一緒にてんちょさんの元を訪れ
仕事の話もそこそこに模型談義をする中でてんちょさんが使っていたのが
"模型の国の人"という言い回しだった。
以来カワグチも"模型の国の住人"と微妙にアレンジして使わせてもらっている。

最近思うのだが模型の国の住人にもいろんな人種がいる。
カテゴリーで分けるというものではないのだが
オレ分類的には
原型師モデラーフィニッシャーそれに考証家コレクターというのは
スタートは同じかもしれないが、拠って立つところがやっぱり違うのかなぁ・・・
などと思ったりする。
何を当たり前のことを、という人もいるかもしれないが
同じ模型の国の住人として話しをしていても微妙な温度差を感じることがある。
どれが良い悪いとか、どれが上下なんてことは全く無い。

単純に枠で括れないのは無論で
それぞれの要素が重なっている人がほとんどだとは思う。
既知の解釈・語彙とは異なる分類なので補足しておくと
損得関係なく単純に「オレ、コレが作りてぇ!」という趣味的範疇で模型を作ってる人は
モデラーなんではないかと思う。
ここで言うフィニッシャーというのは
キットを単に完成品として仕上げる人という意味ではない。
「オレ、コレが作りてぇ!」気分は無くても作れる人という解釈。

とりあえず自分自身はモデラーだと思っている。
最近良く見る製作代行とかオークションモデラーというのはフィニッシャーだと思う。
模型誌で作例を手がけるモデラーも気分の半分くらいはフィニッシャーだと思う。
発注を受け作例を手がける全てのものが
「オレ、コレが作りてぇ!」に根差している訳ではないからね。

そういう意味では世の中にいる模型趣味の人のほとんどはモデラーということになる。
ただ、ガンプラの場合はまた微妙で
ガンプラ好き=模型好きという訳では必ずしも無い。
流行モノのひとつとして・・・
或いはキャラクターグッズのひとつがたまたまプラモだった・・・
という人も少なくないと思う。
彼らは多分コレクターエリアに近いところにいる人で
ザッピング的に模型と接するザッパーとでも称するエリアの人たちなんだろうか。

そんな分類に何の意味があるのかというと別に意味は無いのだが
仕事的な立場で考えると"模型の国の住人"も住んでるエリアで感覚差がある
というのは結構大事なことだったりするんだねぇ。

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August 28, 2008

最終ラウンド

気がつくと今週で8月も終わる。
7月から8月にかけて国内外を駆け回ってきたが
この夏の最終戦が今週末に幕張メッセで行われるキャラホビということになる。

元々は見物客のスタンスで臨む予定だったのだが
実行委員会のS氏からキャラホビ内のプラモミュージアムで行われる
のもけん氏とたかみ氏がパーソナリティを務めてらっしゃる深夜ラジオ番組
"のもぴ~プラスチックラジオ"の公録へのゲスト参加の要請を受けた。

中部エリアのCBCで放送されている番組なので
関東圏に居住するオイラ的には知ってはいるけど聞いたことナス
というばんぐみなのだが
モデラーさんがパーソナリティを務めるラジオ番組って
ちょっと不思議な感じではある。

土曜日の公録では日本プラモデル工業協同組合の理事長
童友社の内田会長がゲストに招かれており、日曜日はオイラなのだそうだ。

どんな中身になるのかはわからないが
一応国産プラモ50周年企画ということらしいので
内田さんはプラモデル業界の歴史を語られるんだろうなぁ・・・
さて、オイラは・・・とりあえず出たとこ勝負ということでいいだろう(笑

C3×HOBBY キャラホビ2008公式サイト

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August 24, 2008

電撃ガンプラ王東京大会終了

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8月第1週の香港大会審査から始まり
毎週末に大阪~台湾と渡り歩いて来たガンプラ王各地予選会も
第4週の東京会場で終了となり、4会場で代表が決まった。

各会場それぞれに"色"はあるのだが、全体に応募作品の技術的な水準は上がっており
審査を行う上ではいずれも難航した。
ガンプラ王の場合現物審査ということになるので
どうしてもアラ探し的な見方をしてしまうのが正直なところ嫌なのだが
技術的な差がなくなってきた時に決め手となるのはやっぱり作品性だったりする。

基本的にはやんちゃならオケーということではなく、確かな技術に裏付けされた+α。
それでも時として斬新な発想や表現力が技術を凌駕することもある。
普段の趣味模型の延長線上で作品作りをされるのもオケーなら
コンテストに向けて狙ってくるのも勿論オケー。

その作品から感じられる作者さんの想いが伝わってくるモノは見てる方からも気持ちがいい。
作ってナンボがプラモ趣味ならやっぱり現物を前にしたコンテストはいいものだ。

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