とりあえず作ってみようや
先日YS秋葉原スケールショップで店長さんと話をしていてガルパン特需の話になった。
キットを買われた方が箱絵と違う…と悲嘆にくれるケースが続出してるということだが
確かに"P虎"などは初プラモの人にとっては途方にくれるだろうなぁ・・・とも思うが
そこで○mmプラ板を切り出して・・・などと改修点を示されても
多分不安は払拭されないのではなかろうか。
だったら厚手のケント紙でもキットの箱紙でもいいから箱絵を見ながら
ハサミで丸を切り出して両面テープで車体側面に貼り付ける、
同じように紙で砲塔上面の張り出しを作って貼り付けて塗装する・・・
ってことならまだ工作面での不安は軽くないかい?
塗装した後の質感が違っちゃうじゃん・・・と言われると思うけど
そんなことはあったり前のことで
実際やってみないとどれくらい違うかもわからなくないですか?
模型の国の人たちが使っているエポパテでもポリパテでも
スチロールとは質感違うんだから。
それを均すためにサフ吹いてるんでしょ?
技術論とか厳密な考証はその後でいいじゃん。
とにかく作らないとスキルは永遠に上がらない訳で
大洗戦車隊を並べたくて買ってるんだろうから
そこでいきなり高いハードルを前にして足踏みするより
"なんちゃって"でもなんでも作った方がいいと思うんだねぇ。
劇中で38(t)にヘッツァー改修キット・・・などという台詞が出てくるから
考証的なところに縛られる気分もあるとは思うけど(罪作りだとも思うけどw)
ディティールに目をつぶってとにかく作って
車体前面装甲板にマウスの履帯でガリガリ削られた跡を付けるだけでも
それはそれで良い作品になる思う訳ですよ。
それでもやっぱり気になる人は2台目ということで
他キットからパーツを持ってきて、ミリ精度の工作施して仕上げる。
徹底改修した大洗版ヘッツァーの前面装甲ガリガリにするの、嫌でしょう。
だったら最初っから割り切って作っちゃった方がスキルも上がるし
満足も得られるのでないかと思うんだけどなぁ・・・。
毎度の繰り返しで申し訳ないですが
模型はこう作らなければならない…なんてことは無い訳で、
自分が楽しめればそれはそれで良いでしょう。
コンテストに出すというような場合は
それ用に気持ちも切り替えて臨めばいい訳で
普段から"なんちゃって"で作り倒している経験を集大成して臨めば
誰からも文句言われる筋合いのない、自分でも納得できる作品が出来ると思うですよ。
ストイックに模型道を歩んでらっしゃる方からは
こんなことを言うこと自体が害悪を垂れ流してると思われるんだろうなぁw
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