スランプ的な時
このところイベントとそれに伴う作りモノに追われるように
ひたすらガンプラと向き合っていた。
先日の誕生日イベントの折にアカデミーのマガフ6Bをいただいたので
昨晩作業机に向かった際に気分転換で手を付けてみようと思ったのだが
なんとなく手が進まない。
連投の反動が来たな…と思いながら取説を箱に戻し
他のキットでスランプ的な気分をリハビリしようと積み棚の前でしばし。
先日海底で発見された伊400いってみようか…ということで
作りかけのピットの箱を引っ張り出した。
積み本中から学研の「伊号潜水艦」、MAのバックナンバーも引っ張り出し
机に戻り手を加える箇所を確認する。
伊400作るんなら401、402も一緒に作った方が効率的だし
並べた時の仕上がり感も揃ってた方がいいよなぁ…
などと考えているとだんだん面倒な気持ちが支配的になってきた。
他のネタの方がいいかも…ということで
作業が止まっている積み箱の山に目を移してみるが
作業が止まっているのにはそれなりの理由がある。
ある程度の模型歴を持つ人はキットを前にして完成に至る工程が
顕在・潜在は別としてほぼ認識できている。
自分が楽しく思える作業と面倒に思える作業は最初から判っている訳で
作業休止中のキットなどは、ほぼ面倒に思える作業の手前で止まっていたりする。
それを再開するにはかなりのモチベーションを要する訳で
スランプ的な気分に陥っている時はまして…ではある。
こんな時はとっとと寝るに限る、ということで
"怒り新党"を見終えた後に布団に潜り込んだ。
布団の中でいろんなことを考える中で
作業効率とか完成後の見栄えとかを意識することで
結局はモチベーションを削ってたんじゃなかろうか…というところに至った。
模型趣味に於いて100%の満足なんてものは得られんよ、
というのが持論ではあるのだが、
効率や仕上がり感の揃いを気にして3艦並んだとしても
「ココはこうしておけばよかった」
「あそこはこうすべきだった」という点は絶対に出て来る訳で、
場合によっては新たに作り直すことだってあるかもしれない。
絶対の満足が得られないのが判ってるんなら
とりあえず納得できる完成品が仕上がればいい訳で
それで後から失敗した!と思ってもテヘペロでまた作ればいい訳だし。
模型スランプに嵌ってる時は効率とか見映えという"邪念"は一度切り捨てるに限る。
その時に作りたいと思ったキットを前にして、
それを完成させることだけを考えれば多分手は動くはず。
そもそもが模型趣味というのは時間と労力を浪費するためのものなんだからねぇw
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