GBWC2012 優勝作品評
海外版GUNDAM.INFOで昨年のGBWCで世界チャンピオンとなった
オープン、ジュニア部門の作品に対するコメントをアップロードしていただいた。
日本語版インフォではフォローしていないので
勝手に原文を載せてみたりなど・・・
【ジュニア部門】
機体を大きく見せる特徴的な翼や隈取を連想させる配色により
"カブキ"というタイトルが上手く表現されています。
単純な塗り分けに終わらず、
アクセントとなるワンポイントの赤やマーキングとの組み合わせのバランスは
作者のセンスの高さが感じられます。
ベースに関しては、MS本体と似たテイストで仕上げられていますが、
MS本体をより際立たせる効果を狙うのであれば
歌舞伎に対する知識にもよりますが、
"舞台"をイメージさせる配色、意匠などを盛り込み
MS本体とは異なるテイストでまとめると良いかもしれません。
【オープン部門】
MSの機能拡大をイメージしながら様々なパーツを付けてMA化的な造形表現を行う、
というアプローチはコンテストでは時折見られる題材です。
今回優勝した作品はMS本体を埋め尽くす個々の装備の
工作精度の高さと緻密な塗装を評価しました。
このようなテーマで作られる作品の中には
ボリュームと見栄えの雰囲気を優先したものも少なくありませんが
仕上がりの粗さが目に付くものが多いという面もあり、
ガンダム世界のイメージとはかけ離れた作品も時折目にします。
また、素材としてリゼルを用いている点も評価しました。
宇宙世紀というガンダムの世界で、リゼルであれば、
このような装備が検討されたかもしれない、
と感じさせる設定的な説得力も
見る者へのアピールとしては有効だと思われます。
ということで、GBWCは今年も開催される。
海外版インフォ該当ページ
■英文版
http://en.gundam.info/topics/white/21501?region=all&cat
■中文版(簡体)
http://cn.gundam.info/topics/white/21500?region=all&cat
■中文版(繁体・香港)
http://hk.gundam.info/topics/white/21498?region=all&cat
■中文版(繁体・台湾)
http://tw.gundam.info/topics/white/21499?region=all&cat
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