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January 29, 2013

疑問を持つことから始めてみませんか?

模型の国にも定番とか鉄板とよばれる作業、技法なんかがあったりする。
誰がいつ定義したのかは定かではないが
そうした定番・鉄板を信奉し実際に従っている人たちは案外多い。

サフの例を出すまでも無く、
カワグチ的には時折そうしたモノに対し破壊的な毒を撒き散らすことがある。
「自分はやらないけど…」
と、おとなしく言っていれば可愛気があるのかもしれないのだが
そういう気の使い方はしないんだよなぁ…面倒臭がりだから。

しかし、定番、鉄板と呼ばれる作業や技法に対し
盲信するのではなく「なんでそんなことするの?」と立ち止まり
自問するのは悪いことではないでしょう。

サフの時にも記したが、「なんでサーフェイサーを吹くの?」
という疑問を持てば、
パーツ表面の傷やヒケを見つけ整形するため、
塗装する時に成型色の影響を受けず発色良く塗装を仕上げるため
といった目的があることを認識することが出来る。

目的を達成するためには様々な方法がある訳で
達成出来るのであれば自分が一番やり易い道具を使い、方法を採れば良い。

何でスミ入れなんてするの?
何でエッジを立てるの?
何でABSは塗装しちゃいけないの?
何で関節を塗装するとプラが割れるの?
  ・
  ・
  ・

猜疑心を持てと言ってる訳ではないが
"どちて坊や"のように「どちて?」と自問することで
本質に近付くことが出来るとカワグチなどは強く思う。

本質・原因がわかれば対処法は考えられる訳で、
パーツ表面の彫刻を引き立てる、
意図的に陰影を表現するためにスミ入れを行うのであれば
スミ入れペン一択という訳ではなく
塗料を使おうがシャープペンを使おうが色鉛筆を使おうが
やってみれば良いのである。

手段は目的を達成するためのツールであって
手段を行使することが目的化するというのはちょぴっと違くね?

他人に「どちて?」、「どちて?」と聞いて歩くと
ただの鬱陶しいいヤツになって「ググレカス!」と言われてしまうので
そこはあくまでも自問自答するのがよろしい。

サフはくせぇから吹きたくないス…という人は
使わなくても済む方法を探せばよい。

模型誌作例などを見てもABS関節を塗装してない作品はほぼ無い訳で
なんでABSは塗装するとパーツが破損しやすくなるのか
その理由を認識していれば、溶剤の浸透を最低限に抑える方法は色々ある。

もしその場で回答に思い至らなかったとしても
疑問を持つことで意識として残り、何かの折に回答に行き着くこともある。

丸呑みすれば楽でいいのかもしれないが
とりあえず"どちて坊や"になってみないか?

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