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June 29, 2012

夏のイベント2012(やや告知 兼 備忘録)

週が開けると世の中的には7月になっていて
今年も半分が終わっている頃合いになるのだが
"夏休み"は基本的にイベント月間でもあり、
この週末は幕張メッセで次世代WHFが行われ
カワグチ的にも出展社章をぶら下げて参加することになる。

次世代WHFを皮切りに同僚諸氏の多くは
コロコロさんのイベントやダンボール戦機のイベント対応で
キャラバンの様相を呈する訳だが
カワグチ的にはGBWC2012の各国大会への参加が始まる。

翻訳サイトを通じてこのブログをご覧になる海外モデラーさんもいらっしゃるので
確定しているイベントを記しておくと…

■GBWC上海:7/11~14
■GBWC台湾:7/19~21
■GBWC韓国:7/21~23
■GBWC香港:7/28~7/31
■GBWC北京:7/31~8/3

ちなみに上記日程はカワグチの出張旅程であり
GBWC各国大会が開催されるEXPO等のイベントの期間ではありません。

1ヶ月に5エリアというのは俺的には記録的ではあるのだが
台湾~韓国、香港~北京はそれぞれ直接移動なので或る意味楽かもしれない。
都度都度帰国して出直すのは案外しんどい訳で…。

海外に出かけると日本食が恋しくなるという方もいらっしゃるが
カワグチ的には3食中華だろうが、全編パン食だろうが
食事事情に対しては全く気にならないタイプの食志向なので
こういう時はかなり便利だったりする。

基本的に日本語でしかコミュニケーションが出来ない、という障壁はあるが
各地イベント会場でお見かけの際にはお気軽にお声掛けいただければ幸いです。

8月はそれほどの密度はないが
先日締め切らせていただいたマーカーキャンペーンの塗装講座や
キャラホビなどのイベントもある訳で
とりあえずは身体が資本ということで夏場を乗り切ろう!

などと、梅雨も明けない今から心に誓う今日この頃ではあるのです。

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June 28, 2012

最近の作りモノ

ここ2週間ちょっとの間にお仕事系作りモノ仕事が2件ありました。

ひとつはこのところ積極的にガンプラ情報を扱っていただいている
"GoodsPress"誌でのビルダーズパーツのご紹介に際しての使用例の作成。

元々はプロモデラー氏に依頼予定だったのがスケジュールの調整がつかず
急遽カワグチが対応することになったということで製作期間は1週間弱。
テストショット出たところで一式預かり、1/144対応ということで
HGガンダム/ザクセットでお試しを製作した次第。

20120628a

取材直前まで仕上げに勤しんでいたので完成体の写真は撮ってませんが
そのあたりは7月売り号(多分)でご覧いただけると幸いであります。
特製カッティングマット付き、ということらしいです。

もうひとつは秋葉原ASOBITCITYさんで開催される
"M1アストレイコンペ"にあたってお店のスタッフさんや流通のご担当さん
バンダイの営業担当が参加してコンペの前祝いをするというもの。

以前同様な感じでジェノアスを製作した訳ですが
今回も営業氏よりアストレイのサンプルを手渡され一気に作り上げた訳です。

20120628b

そのまんま作るのはNGということだったので
ユニコーンEp5のリゼルGRカラーのイメージで色替えで臨もう…
とネタ的には早々に決まったのですが
背面のスラスター関係がどうも宇宙世紀に馴染まないなぁ…
ということで、プラ板細工でプロペラントタンクを作り
ボックス状のスラスターの位置を置き換えて
何となく宇宙世紀な味付けを加え仕上げました。

アストレイ色の強過ぎるきらいのある刀は敢えて残し
一応ゼネラル・レビルに配備された対艦用試作機という気分で
とりあえず良しにしてしまいました。
腰に帯刀というシルエットならバックパック周りと違って
そんなには目立たないですし。

元デザインの個性をどこまで残して別モノに見えるよう細工するか…
というのは按配ということになりますが
塗色だけでもそれらしくなるというのはやってみて実感。
特徴的なデザインだけにどこまでイメージが変わるか危惧してましたけど。

小ネタ的にはガンダム顔をフラットな量産機顔に、
腰のVマークはプラ板で新造というようなアレンジは入れてます。

カメラ部分はお手軽にクロームシルバーで塗装した上から
ハセガワさんの模型用カッティングシートの
クリアグリーン@曲面追従シートを貼り込んでみましたが
結構アリな感じです。

ちなみに、画像中の"Type-A"というのは
アストレイのAではなく、アサルトのAですよ。

さて、このところガンプラ濃度がかなり高くなってきているので
そろそろ浮気など…。

ASOBITCITY ガンプラマイスターさんのブログ
連邦軍"ゼネラル・レビル"搭載 試作突撃機 Webアルバム

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June 04, 2012

U.C.HARD GRAPHという模型

20120603

U.C.HARDGRAPHという1/35スケールのフィギュアをメインとしたガンプラがある。
"戦記"を読んだ後の高揚感を拠り所にガンダムを題材とした模型を作る的なノリで
スローペースながら継続中のシリーズだったりする。

実際にはMS-IGLOOという映像作品と密接に連動したガンプラであり
イグルーとハードグラフは発信の形を変えた同体でもある。
そして、その"戦記"ともなるべき小説2篇とコミックス1篇が発売され
昨晩、新宿のロフト・プラス・ワンで出版記念トークライブが行われ
間接的な関係者ということでゲストとして招かれることになった。

三部構成約2時間のイベントだったのだが
第一部は3人の著者の執筆にまつわる話ということで
高橋昌也「機動戦士ガンダム UCハードグラフ[小説]地球連邦軍編」
吉祥寺怪人「機動戦士ガンダム UCハードグラフ[小説]ジオン公国軍編」
夏元雅人「機動戦士ガンダム U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬(1)」
という3氏が登壇され、吉祥寺怪人氏が進行となり
著作やガンダムに関する様々な思いや経験などが語られた。

第二部ではハードグラフの模型に関して…ということで
全編通じて進行を務める吉祥寺怪人氏の呼び込みで
デザイナーの山根公利氏、草なぎ琢仁氏、商品開発担当の江上嘉隆の3氏が登壇、
中盤からHJ誌の村瀬直志氏、モデラーの山田卓司氏とカワグチが加わり
模型的な視点でハードグラフについての話など。

第三部は再び3人の著者が登壇し、
更に今西隆志監督が加わり総括的な話から締めということになった。

文筆家、漫画家、デザイナー、エディター、モデラー、メーカーと
密接な関係ではありながら異なる畑の方々の話は
カワグチの受けた感慨で言えば、
ガンダムというフィクションの世界をそれぞれの立場でどうリアルに見せるか、
という点に集約されるんではないかということ。
(んなこと思ってねーよ、と昌也さんからは一笑に付されるだろうがw)

「アメリカ人的な言動を表現するには、日本人であるという意識を一度切り捨てて
 アメリカ人の思考で物事を考えないと書けない訳よ・・・(意訳)」
という昌也さんの言葉が全てを物語っていると思う訳で、
模型の国の住人的にはかつては当然の志向でもあった。

宇宙世紀の世界を想像し、その世界で運用される18mのヒトガタ兵器は
どんな模型的表現が出来るのだろう・・・というのがひとつのアプローチとして確かにあった。

1/35だから出来ること、というのは昨今顧みられることも少なくなった
そんなオールドタイプの模型志向なのだと俺的には思っていたりする。

人それぞれの模型との付き合い方があって構わないのだが
カワグチ個人の模型との付き合い方の根っこはそのあたりにある。

「作る楽しさ」とは折々に使われる言葉だが
「完成させるための作業」は必ずしも楽しいとは俺は思わない。
作り始める前にいろいろなことを考え、それを表現するための作業は確かに楽しい。
考えることを放棄した作業の末に得られる完成品をプラモの帰結点だとするなら
俺は30余年前に模型趣味をやめていたに違いない。

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