« つばさキャット 其ノ參 | Main | BAKUC2009 韓国予選会 »

November 17, 2009

聨合艦隊旗艦

太平洋戦争前・戦中に於いて日本人が最も親しみを持って認識していた巨艦は
戦艦長門と航空母艦赤城であったという。

艦船模型を嗜む者としてはやはり両艦はコレクションに加えたいところで
アオシマさんのリニューアル版 陸奥・長門は死ぬまでに作るリストの上位にあった。

WL4社時代には他社との比較に於いて
トータルバランスに難有りというイメージがつきまとっていたアオシマさんだったが
WL3社時代に入り、利根・筑摩で「おや?」っという思いを抱き
その後の陸奥・長門では「これがアオシマのキットか?!」と、正直なところ驚嘆した。
以来、考証面も含め問題が全く無いとは言わないが
扶桑・山城、飛龍、5,500t級軽巡等々、良作を輩出している。

主戦場が1/350に移って来ている昨今ではあるが
その中ではフジミさんの勢いがまさに目を見張るばかりで
1/350のみならず1/700でも大和型戦艦、妙高型巡洋艦といった有名艦から
津軽、沖島といった知名度的には微妙なアイテムが続々と発売され
金剛・榛名に至っては1/700艦船模型としてかなりの高みに至っているように思う。

そして今秋のプララジでは1/500の大和、1/700長門、利根、龍驤が発表され
参考出品として秋月型防空駆逐艦の展示も行われた。

そんな艦船模型バブル継続中の様子に浮かれ気分な昨今のカワグチではあるのだが
この度フジミさんの長門のテストショットを拝見するという幸運に恵まれた。

まだ初期段階のものなのだろう、未加工部分も所々に見られたが
総じてきれいな成形品だなぁ・・・という印象を受けた。
金剛・榛名はもちろん手にし、見ているのだが全体にシャープさが増して
ディティールのキレが良くなっているように思える。
091117a
成形色によるところもあるのかもしれないが
直接比較してみても気のせいではないように思える。

ブルワークなどもかなり薄く仕上げられており
煙突周辺では蒸気捨て管などは全て別パーツになっている。

現状のパーツで組んだのであろう仮組み状態の長門の雄姿は
フジミさんのサイトや有名艦船模型サイトでも拝見したが、
コレはやはり実際に組み上げたい衝動に駆られる。
フジミさんのサイトによれば専用エッチングパーツの発売も予定されているとのことだが
12月にはキット、エッチングともに店頭に並ぶことになるだろう。

ここはやはり、日本人なら一家に一隻、長門を飾っておきたいところだ。
アオシマさんの長門には申し訳ないが、フジミ長門への期待は高まるばかりである。
091117b


フジミ模型公式サイト

|

« つばさキャット 其ノ參 | Main | BAKUC2009 韓国予選会 »

Comments

私の年齢ではアオシマさんのといえば、親子メカとか合体シリーズのイメージが強いです。アトランジャーとか、合体戦艦ヤマトとかですね。合体といっても今時のデザインではなく、ぶつ切りにして、ロボの生首が三方に乗ってるような、凄いデザインでした。カウンタックですらぶつ切りにして、合体マシンしてしまう、凄いセンスに痺れたのを覚えています。小学校当時、手の届かない夢のプラモデルでした。今、オリジナルキャラクターのプラモデルなんて、あまり見かけないですよね。昔はパチモン(箱絵はかっこいいのに中身が全然違うのもたのしい)も含め氾濫してましたが。メディアミックスしないと売れないんですね。
WLと全然関係ない話ですみません。

Posted by: ブリタニア帝国住人 | November 27, 2009 12:59 AM

■ ブリタニア帝国住人さま
かつてのプラモデルは玩具の廉価版的な側面もありました。
それがアオシマさんの親子メカ、合体メカであったり、イマイさんのロボダッチだったと思います。
安価だから出来ることの中に無茶というのもあったと思いますが、1970年代のオイルショック以降
プラモデル自体が高価になりはじめ、プラモ=大人の趣味的なイメージが支配的となり
実際にメーカー各社もそれに応じた商品を送り出すようになりました。

メディアミックス以前に高価なプラモデルでやんちゃな内容というのはやはり成立しにくいもになるのではないかと思います。
現在玩具廉価版的な役割を担っているのは食玩やカプセルトイということになるのでしょうが
それすらも大人の鑑賞眼を意識せざるを得ない市場になっているのも今。
まぁ、それ以前に"無茶"な商品はクレームの対象になっちゃうんですけどね…。

Posted by: 川口 克己 | December 06, 2009 09:56 PM

なるほど・・・ここブリタニアでも、プラモデルは大人の趣味という位置づけです。おもちゃ屋さんにはプラモデルはおいてません。ですから、ガンプラなどが広がる素地が、はぐくまれていないような気がします。たぶんここの子供たちにとっては、レゴがプラモデルの代わりなのかもしれません。
 トイもそうですが、”やんちゃ”なプラモ&toyで育った私は、今の環境は贅沢なのかもしれませんね。

Posted by: ブリタニア帝国住人 | December 07, 2009 04:12 AM

■ ブリタニア帝国住人様
10余年ほど前になりますが北米へのガンプラ、ガンダムトイ商材導入を画策したことがあります。
その時にトイザラスやウォールマートといった大手法人ではプラモデル商材そのものをあまり扱っていないという現実を思い知らされました。
子供たちにとって、目にし触れる機会の無いものは興味以前に認識のしようもありません。

近年北米でも再度ガンプラの販売を行っておりますが、今回はいわゆるマニアショップと呼ばれる専門店を客先とする販売を行い
徐々にではありますが流通量も増えてきています。

彼の地では日本人が幼い頃に見知った玩具廉価版的なプラモデルという感覚も希薄なのかもしれませんね。

Posted by: 川口 克己 | December 09, 2009 03:57 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 聨合艦隊旗艦:

« つばさキャット 其ノ參 | Main | BAKUC2009 韓国予選会 »