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April 06, 2009

パチ組みの先にお楽しみがある

コネタマ参加中: この春、新たに始めたいこと、やりたいことは?

新年度も始まり、カワグチなりの今期の目標なんてものを意識する季節なのだが
今期は表題にも記した「パチ組みの先にお楽しみがある」というのを
改めて問うていきたいと思っている。

別にパチ組みを否定するつもりは毛頭無いのだが
客観的に見て、パチ組みで組み上げた完成品といわゆる完成品商材とを比較した時
どちらがパッと見で完成度が高く見えるかというと
塗装やマーキング等が既に施されてたりするぶん、
完成品商材の方がクオリティが高く見えるのではないだろうか。

もちろんそのぶんお値段は高かったりするのだが
自分で組み立てるという"作業"と価格差を比較してどっちを選ぶ?
というのが昨今の現実的な市場なんだと思っている。
プラモが好きだからガンプラを買う・・・というのではなく、
ガンダムが好きだからたまたまプラモを買っている・・・
という人が増加中というのが実情なんではないかと思う次第。

生粋の模型の国の住人にはピンとこない話かもしれないが
ことガンプラに関してはそんな傾向が皮膚感覚として感じられる。

じゃぁ、プラモの面白さって何よ?
と、根本的なところを聞かれた場合、どう答えるのか。

少なくとも模型の国の住人を自負するオイラとしては
プラモをきっかけに妄想を広げてそれをカタチにするのは楽しいと思うよ・・・
という回答をさせていただきたい。
もちろん、もっと気の利いた回答やお楽しみはあるとは思うが
現在に於いてカワグチがふれて歩くことが出来るのはそんなところかなぁ。

時間と手間はかかるけど取説通りに組めば
誰もが同じものを手にすることが出来るガンプラ。
でも、キットを前にいろんなシーンや完成形のイメージを想像し、妄想する。
そのカタチを実現するために様々な模型製作技術を調べ、実践し、身に付ける。
そうして出来上がった作品は思い入れもあれば人に見てもらいたくもなる。

情報を仕入れるためにはネットも使えば他人にも聞く。
友人に聞いたり教えたり、子供に聞かれれば教えてあげたり。

閉じた世界の嗜みと思われがちな模型趣味ではあるが
本人の意識次第では外へ向かうきっかけともなり得る。

ガンプラは世代、ボーダーを超える潜在力を持っている。
今年はガンダム生誕30年だからこそ、
来年がガンプラ誕生30年だからこそ、
改めてガンプラの可能性を考えていきたいと思うんだねぇ。

この春はそんな意識の第一歩を踏み出す春にしたいと思う次第。

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あっ、日本人は生真面目な人が多いから付け加えておくと
何でもかんでもガチで作ろうぜ・・・なんて言うつもりは無く

ここ一番・・・
コレ、好きなんだよ・・・

というような時にはガチでやるのもいいんじゃない?
という緩急つけて楽しむというのをオイラ的にはお薦めしたい訳。

全てに全力投球するとお楽しみだったはずの趣味が修行になっちゃいますから。

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Comments

はじめまして。
ガンプラ好きなお父さんと言います。今年38になりました。

僕はガンプラ好きで、ガンプラ屋さんになりたくて、会社辞めました。
おかげさまで、WEBショップですが、もうすぐガンプラ屋さんになります。
お客さんは大切ですが、買う人より作り込む人を応援するお店にしようと思っています。

いつかはガンプラマイスターになって見せます!

ガンプラ工作はまだまだビギナーですが、楽しくガンプラいじってます。
URLは僕のガンプラサイトです。お店はまだ出来てませんので・・。

それでは。

Posted by: ガンプラ好きなお父さん | April 06, 2009 02:38 PM

ガンプラも来年で30周年ですか…。
初めて買ったガンプラがベストメカコレクションの1/144グフなんですが、
当時塗料なんかの知識皆無だった私は油性マーカーで黒い部分を塗り塗りして母からこっぴどく叱られた記憶が(笑)。

あれから月日も流れ、ガンプラも当時からは想像もつかない進歩を遂げましたが、自ら手を加えるからこそ得ることができる充実感は変わらないですよね。
たとえ同じキットでも100人いるなら100人それぞれ違った作例が見られる、それこそが模型の楽しさだと思うわけです。

Posted by: コタ-2 | April 07, 2009 09:37 PM

こんばんは。九州のjettoです。
パチ組み万歳ですよ。
メーカーさんが提供してくれるスキルが
向上することを歓迎しなくては、
我々ユーザーはどうしようもないじゃないですか。
提供して頂く立場なんですから。

私は完成品には興味がありません。
どうして、良くは出来ていますが
所詮は量産品、マーキングのずれや
パーティングラインなど、自分で作るならば。。
という仕上げの部分でマスプロダクツの完成品として
甘い?部分があるからです。
プラモデルに関しては、メーカーさんが
私たちはここまでやった、あと気になる部分は
あなたが仕上げてね。でもパチ組みでも
ここまでやったよ。メーカーとして。

そういう部分でバンダイさんの皆さんの
プロダクツに対する思いは今までの時代に
ひしひしと感じます。ものすごく。
伊達にガンプラは同級生じゃないですから。

パチ組みで楽しむもよし、
こだわって好きに塗るも切り飛ばすも
弄くりまわすのもよし、
組み立てないと完結しないのがプラモデルの良さであると
私は思います。
ポルシェというクルマがあります。
いま、お客さんの996タルガを預かっていますが、
水冷の911はかつてからのマニアには不評でした。
だけども、パワーステアリングがちゃんとついて、
ぷるっとエンジンがかかって、
普段の足にも使えるのにちゃんと911のキャラが味わえる、
911タルガはお客さんにものすごく気に入って頂いています。

テクノロジーの進歩と時代への迎合。
ものすごくよく出来ていると思います。

昔のガンプラもしっかり作ってるバンダイさんはすごいと思いますよ。
最新の997と最初の911をまだ併売してるようなもんですから。

バンダイさん。ありがとう。

Posted by: jetto | April 10, 2009 01:08 AM

■ ガンプラ好きなお父さん 様
ご家族のご理解と協力がないとなかなか難しいことだと思いますが
是非頑張ってください。

サイトの方も拝見しました。
実際に自分でやってみないとわからない・・・というのが
プラモデル製作の本質だと思いますので
これからもいろいろお試しいただきながら
プラモデルとのお付き合いを深めていってください。
私自身、毎回チャレンジの気分で作ってます。

■ コタ-2 様
趣味嗜好のものに対し、「ああしろ・・・こうしろ・・・」
なんてことを強制するつもりは全く無いのですが
純粋に聞いてみたいのは
「あなたはプラモデルが好きですか?」
「好きだとしたらなんで好きなんですか?」ということですね。

「面倒くせぇじゃん」という人に無理やり
"プラモはこういうところが面白いのじゃ!"と説得しようとしても
興味が無ければ買ってみよう、作ってみようとは思わない訳で
まず興味を持たせるにはどうしたらいいの?
という前提を作ることが大事なのではないかと思う次第です。

"面白さ"を知っている人は既に模型の国の住人さんということで
これからもお付き合いいただければ幸いかなぁ・・・などと。

■ jetto 様
お褒めの言葉をいただき、ひたすら恐縮する次第であります。

プラモデル、模型というモノに対する意識は
ここ数年で大きく変わってきているように思えます。

"ガンダム"という立体物が欲しいと思った時に
完成品で十分と思える理由、
プラモデルでなければならない理由というのはそれぞれあると思う訳で
そこそこ出来の良い完成体が手に入れば良し・・・
とするならば、手間隙をかけることに意義は感じないでしょうし
自分が手を入れるということに対しても
自分がやるより完成品商材の方がキレイにできてるから・・・しない
と思ってらっしゃる方も少なくないように思われます。

プラモデルである必然を感じていないという方が
今ガンプラを手にしている人の中には多いというのが現状だと思われます。

テクノロジーの進歩と時代、そしてユーザーの意識が融合したところで
商品というものは成立し得ると思っています。

やっぱ、プラモだな・・・と思ってもらえる存在を目指しアクションすること
それが今期のカワグチ的な課題であると思っている次第です。

Posted by: 川口 克己 | April 13, 2009 12:07 PM

HI!My Endlish not good~

Nice to meet you in Hong Kong 電撃ガンプラ王決定戦2008.

I Has written a Blog about Modelmaking too. ^^
http://hk.myblog.yahoo.com/ambroseyin

Many thanks you in Dengeki Hobby magazine to work appraisal and support.

Posted by: Ambrose Cheng | April 13, 2009 05:13 PM

■ Ambrose Cheng-san
Thank you for coming to my blog.

Your work was seen in the DHM editorial department.

In the work that combined parts of the plastic model well and was made, the balance was also a very good, and the painting finished up by the brush paint was wonderful finish.

I think that it was a wonderful work more than the diorama of "TIEREN" seen in the contest of summer.

Hereafter, keep making the remarkable piece of work.
I am looking forward to your work.

Posted by: 川口 克己 | April 13, 2009 06:49 PM

初めまして、名古屋のマサと言います。
今年で37歳になります。

模型は高校時代まで主にスケール物を中心に造っていたのですが、最近はすっかりご無沙汰してて、ガンプラはHGUCのガンキャノンを継ぎ目消し・スミ入れした位です(パチ組って言うんですかね?)
しかし、去年の夏にガソリンが高騰したので外に遊びに行くのをやめて、バンダイさんの再販による1/100可変バルキリー(もともとはアリイ製)を造り始めました。
原型が20年以上前のキットなのである程度覚悟していたのですが、最近のバンダイさんの出来のいいガンプラに比べると、まあ悲惨なキットで合いが悪いと言うよりは合わない… 可変モデルであるにもかかわらず関節がゆるかったり硬すぎたりで普通に組むだけでも一苦労です。
ひたすら盛った削ったの繰り返しですが、「模型を造っている!」という感じがして作業中はとても楽しいです。
現在どんな色で塗ろうかと考えているのですが、現用機風に塗装してフィンランド空軍のマークを入れ、1939年にタイムスリップしてソ連軍を相手に大活躍した俺流バルキリー… なんていう妄想を描いて楽しんでます(*^-^)b

長々とすいませんm(_ _)m
模型造りの楽しさってこういう所にあるんですよね。

Posted by: マサ | April 18, 2009 02:43 AM

■ マサ様
出来の良し悪しという点では悪いよりも良い方が遙に良いのは間違いないのですが
キットを前にしてどういう作りでどういう仕上げにしようか・・・
と、あれこれ想像を巡らせながら妄想を広げるというのが
模型的なお楽しみのひとつだと思うんですね。

そのお楽しみの術を知ると東欧プラでも楽しんで作ることが出来るから不思議です(笑

Posted by: 川口 克己 | April 23, 2009 01:36 PM

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