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August 06, 2005

朝まで生テレビ!元帝国軍人が戦争の全てを語る!

戦後60年という節目、また中韓との戦後処理問題が燻る昨今の情勢もあるのかもしれないが
このところ太平洋戦争に関する番組をよく目にする
昨日も広島の原爆にまつわる特番がTBSで放映されていた

しかし、どの番組を見ていても何となく違和感が残る
日本人は東京大空襲や広島・長崎への原爆投下といった惨禍に対する思いがあり
アメリカ人には宣戦布告無き開戦となったパールハーバー
人命をも兵器とする特攻への嫌悪があり
中国人、韓国人には祖国を軍靴で踏みにじられたことに対する怨嗟の思いがある

総花的に構成できるほど先の戦争は単純なものではなかろう
それでも当事各国の言い分も含め真摯に検証する姿勢というものは少なくとも見せて欲しい
戦争は悲惨なことで戦争はいけないことなんだという点を
感傷的に訴える番組があっても勿論良いとは思うが、果たしてそれだけでいいんだろうか?
只でさえ歴史感覚に鈍感な日本人に対しマスメディアは
様々な視点で検証された太平洋戦争観を提示すべきであろう

そして、そんな番組のひとつとして「朝まで生テレビ!」では先の大戦に従軍した
陸海軍将兵を招き、太平洋戦争とは何だったのか、というテーマを論じていた
パネラーには10人の元旧軍将兵の他に
元防衛庁職員だった大学助教授、新聞記者、作家の肩書きを持つタレント諸氏が並んでいた
議論の展開はある程度予想できてはいたが
全般を通じて何とも言えぬ遣る瀬無い思いしか残らなかった

 何故勝ち目のない戦いに日本は突き進んで行ったのか?
 明らかに間違いだと思われる上官の命令に何故唯々諾々と従ったのか?
 戦争責任というものをどう考えるか?
 あなたたちが唱える愛国心とはどういうものなのか?

従軍体験と戦争への思いを語るかつての将兵に投げられる発言は弾劾としか思えない
まるで元旧軍将兵に
「我々が戦った戦争は過ちだった。我々は戦争で被害を被った全ての人達に謝罪する。」
とでも言わせたいかのような論旨には嫌悪感すら感じる
特に某タレント氏の言動には自分の論旨を押し付けようとする嫌らしさしか感じられなかった

同番組に声の大きい者勝ち、発言回数の多い者勝ち的な傾向が見られることは
重々承知だが、今回はあまりにも酷すぎる
皇国史観を踏まえた教育、世代的なギャップも含め、価値観の異なる者に対し
理解しようとする姿勢もなくディベートのように己の価値観に相手を屈服させようとする姿勢は
大陸に進出し彼の地の民を服従させる為に身勝手な正義という美名に蛮行を揮ったとされる
一部旧軍の行為と何等変わるところはない

本人がそんな事には全く気付いていないであろうということの方が
視聴する者としては恐ろしさを感じる
元旧軍将兵氏らが憂う戦後の自己中心的な若者というのはアンタのような奴のことだよ

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